漢字クイズのお時間です。
今回は「空者」「細雪」「代替」の3つの単語の読みを答えていただきます。
ヒントもあるのでぜひ考えてみてください。
それではスタートです!
目次
最初の漢字は「空者」!
最初にご紹介するのは「空者」という漢字です。
タクシーの表示で良く目にする「空車」に引っ張られて「くうしゃ」「くうじゃ」のように読んでしまいがちですが、実はこの漢字の本当の読み方は全く違います。
あなたは読むことができますか?
「空者」の読み方のヒントは?
まずここでお伝えしておきたいのは、「空」を普通に読もうとしていては答えにたどり着けないということ。
「そら」でも「くう」でも「から」でもありません。
「空者」は、中身がしっかりしていない人や愚か者のことを指す言葉です。
あまりよく使う言葉ではありませんが、考えてみてください。
正解は…
正解は…
うつけもの
でした!
若き日の織田信長は、そのあまりの奇特さに「大うつけ」と呼ばれたそうです。
ここまでひどい言われようでしたが、実は人々を欺くために愚かな行動をとっていたという説もあるんだとか。
本当にそうだったとすると、騙されていた人々の方が「うつけもの」だったことになりますね。
真相は本人のみぞ知る…。
2つ目の漢字は…「細雪」!
続いての漢字はこちら、「細雪」です。
「細」も「雪」も一般的な漢字なのでそこまで難しくないように思えますが、「ほそゆき」ではないとなると、考え込んでしまうかもしれません。
「細雪」の読み方のヒントは?
この漢字のポイントは「細」の読み方。
通常の「ほそ」「サイ」という読み方ではありません。
また、「細雪」の読み方は5文字です。
「〇〇〇〇〇」
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
ささめゆき
でした!
谷崎潤一郎の代表作『細雪』を知っている方なら、考えるまでもなく答えることができたかもしれません。
ちなみに意味は、文字通り「細かい雪」です。
まばらに降る雪のことも指します。
冬の寒い日、細雪にはしゃぐ人もいれば寂しさを感じる人もいるでしょう。
歳を重ね、冬をたくさん経験するうちにその気持ちも変わっていくのかもしれませんね。
あなたは細雪が降ってきたらどんな気持ちになりますか?
ラストの漢字はこちら!「代替」
最後にご紹介するのは「代替」という漢字。
あるものを他のもので代えることを指す言葉です。
日常生活や仕事でもよく目にする漢字ですが、あなたは正しく読めているでしょうか?
ついつい「だいがえ」と読んでしまっている方は要注意です!
「代替」の読み方のヒントは?
この漢字のポイントは2文字目の「替」の読みにあります。
「両替」や「場所替え」では「か(え)」と読みますが、この場合は違います。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
だいたい
でした!
普段使う機会が多い言葉だからこそ、混乱しないようしっかり覚えておきたいですね。
ただ、最近は「だいがえ」と読む人の数はかなり多く、あるアンケートでは回答者の約3分の1が「だいがえ」と読んでいたそうです。
言葉は時を経るにつれ、ゆっくりと変わっていくものです。
ここまで多くの人たちが使っている読みなら、ある意味正しいといえるのかもしれませんね。
すべての漢字をすらすら読むことができましたか?
ぜひこの機会にすべて読めるようにしてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました!