突然ですが、みなさんは「漆」って何かご存じですか?
何となく、お椀や陶器、木製の建造物などに塗られている赤色や紺色っぽい「何か」というイメージが強いと思いますが、「漆」はウルシという樹木からとれる樹液です。
いわゆる、天然の接着材とか塗料にあたるものですね。
この「漆」が仮となったものが「仮漆」です。
なんとなくイメージができたところで、ヒントを見て確信に変えましょう!
「仮漆」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはカタカナで「〇〇」です。
ヒント➁ 主にホームセンターなどで販売しています。
ヒント③ 絵具などで塗った作品を保護します。
「仮漆」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ニス」です!
「ニス」は、小学校の工作の授業でもお馴染み、粘土などで作った作品に色を塗った後にコーティングするものですね。
「ニス」は基本的には木材用の塗料の一種とされており、透明または半透明の被膜を形成するもので、アクリル、ウレタン、ラッカーなどたくさんの種類があります。
DIYを普段からする人ならばその使い分けもお手の物だと思いますが、アクリルは塗るのが簡単で手軽な半面、強度や耐久度は低く、ウレタンは被膜形成が厚く強いので床や下駄箱などに利用されます。
まさに、仮初の姿で登場している現代の「漆」、それが「仮漆」です!