何といっても2文字目の「蓴」という漢字は見たこともない、いかにも難しそうな漢字ですね。
「薄い」の字に少し似ている「蓴」は、音読みで「じゅん、しゅん」、訓読みだと「じゅんさい」と読む漢字検定1級の漢字です。
でも、「じゅんさい」って青菜のことを意味しますが、それに「石」をつけたところでますます意味が分かりません・・・
「石蓴」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは海藻です。
ヒント➁ 人間の食用としてだけでなく、ウニのエサとしても有効活用されています。
ヒント③ 「あ〇〇」の3文字です。
「石蓴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あおさ」です!
「あおさ」と言えば、「アオサノリ」のことを指す海藻で、緑色をした葉っぱのような形をした海藻です。
食用の用途としては、味噌汁の他にもふりかけの海苔として使われるのが一般的です。
ただ、「あおさ」は少し苦味もあるものも多く、食感も硬いことから「アオノリ」よりも人気がないことも確かなようです。
食用としては少し劣る部分もありますが、最近ではウニのエサや畑の肥料としてもその有効性が着目され、各地で活用されています。
巡りめぐって私たちの豊かな食を支えている、そんな存在が「石蓴」です。