今日の難読漢字は
「洋傘」
「把手」
「乾蒸餅」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「洋傘」!
これって、難読漢字なの?と思うくらい簡単な漢字の「洋傘」。
でも、「ようがさ」以外にも読み方があるんですが、分かりますか?
一般的には「こうもりがさ」とも読みますが、ここはもっとおしゃれにいきましょう!
でも、傘を英語で言っただけの「アンブレラ」ではありませんよ!
「洋傘」の読み方のヒントはコレ!
カタカナで「〇〇〇〇」の4文字です。
庭のある家に「ガーデン〇〇〇〇」があったら素敵ですね!
「洋傘」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「パラソル」です!
言われてみれば、ずばりそのままの「パラソル」。
「洋傘」は、その名のとおり「ようがさ」や「こうもりがさ」とも読みます。
日本古来の和傘に対するもので、現代では骨の部分が金属やプラスチックのものでできたものが主流となっています。
そんな「洋傘」ですが、おしゃれに「パラソル」とも読み、この語源はラテン語の「パラ(反る)」と「ソル(太陽)」からきています。
ここからも分かるとおり、もともと西洋では、傘は太陽の光を避けるために使われていたもので、その美意識の高さが垣間見えますね!
次の難読漢字は「把手」!
「握手(あくしゅ)」と非常によく似た漢字の「把手」。
「把」は、「把握(はあく)」などの言葉にも使われるもので、「とる、つかむ、にぎる」のような意味があります。
ということは、「手でつかむ」、「手でにぎる」ものでしょうか?
なんとなく正解が見えてきたところで、ヒントも見ながら考えてみましょう!
「把手」の読み方のヒントはコレ!
これはカタカナで「〇〇〇〇」と読みます。
「はしゅ」、「とって」とも読むものです。
「把手」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハンドル」です!
そのまま「はしゅ」、「とって」とも読みますが、「ハンドル」もこの漢字です。
意味からくる当て字にはなりますが、冒頭でも記載したとおり「把手」は「手でつかむ」、「手でにぎる」という意味があるため、ずばりそのまま「ハンドル」ですね。
ちなみに、あだ名や肩書を意味する「ハンドルネーム」の「ハンドル」はこの「把手」ではなく、「肩書き(ニックネーム)」を意味する英語の「ハンドル」です。
とんちを利かせて、ネット上のハンドルネームを「把手名」としても面白いかもしれませんね!
最後の難読漢字は「乾蒸餅」!
「乾蒸餅」という漢字、分割して読めば「乾いた、蒸した餅」になり、イメージではまさに「お煎餅」ですよね。
でもあえて「煎餅」という漢字ではなく「蒸した餅」と表現しているところがポイントです。
煎餅に近からず遠からずといった「乾蒸餅」、少し難しい問題になりますので、ヒントを参考にしてみてください。
ちなみに、「かんぱん」ではありませんよ!
「乾蒸餅」の読み方のヒントはコレ!
カタカナで「〇〇〇〇〇」の5文字です。
イメージはまさに「乾パン」です。
「乾蒸餅」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ビスケット」です!
ん?「ビスケット」って蒸して作っているの?と疑問に思った方も多いことでしょう。
通常、「ビスケット」といえば、小麦粉を主に使った「焼いた」洋菓子ですよね。
でも本来は、焼き菓子というよりも「よく焼いたパン」が由来のお菓子となっており、フランス語で「ビス」は「2回」という意味があるとおり、直訳すれば「2度焼いたパン」になります。
漢字で表現する際に、「パンは蒸すもの」として表現したものと思われます。
ちなみに、クッキーとビスケットの違いって明確にはないようで、イギリスではどちらも「ビスケット」と呼び、アメリカではどちらも「クッキー」と呼ぶそうです。
「乾蒸餅」は、面白い雑学がたくさん詰まったお菓子ですね!