今日の難読漢字は
「浩瀚」
「韜晦」
「晦渋」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「浩瀚」!
文字数は「〇〇〇〇」4文字です。
「浩瀚」読み方のヒントは?
「瀚」のヒントは字面が似ている「幹」になります。
「浩瀚」の読み方、正解は…
「こうかん」と読みます。
意味は「書物の多くあるさま」です。
読書好きの人の家にいくと、たいてい本棚がたくさんありますよね。
本ってこんなにあるんだ…と驚くくらい、いろんな種類の本が所狭しと置かれています。
三度の飯より本を読むことが好きなのかもしれません。
あたかも図書館のようなその光景を表した言葉です。
続いての難読漢字は「韜晦」!
文字数は「〇〇〇〇」4文字です。
「韜晦」読み方のヒントは?
韜はノーヒントですが、晦のヒントは字の形が似ている「海」になります。
「韜晦」の読み方、正解は…
「とうかい」と読みます。
意味は「地位などをつつみ隠すこと」です。
偉い人、身分の高い人などが、自分の地位を隠して何かをすることを表すときに用いられます。
なんらかの事情があるのでしょうね。
何者かに狙われているとか、世間の喧騒から離れてゆったりしたいとか、単に人目につきたくないとか…
最後の難読漢字は「晦渋」!
文字数は「〇〇〇〇〇」5文字です。
「晦渋」読み方のヒントは?
鳴き声が「ガオー」といえば…?
「晦渋」の読み方、正解は…
「かいじゅう」と読みます。
怪獣ではありませんよ!
意味は「言葉や文章がむずかしく意味がわかりにくいこと」です。
難しい言葉や文章でつづられた小説は、一文を理解するのにも苦労しますよね。
純文学の最高峰のひとつ、芥川賞の受賞作品なんかはその典型例ではないでしょうか。
明治時代の古い言葉や、このサイトで取り上げているような難読漢字も良い例です。
最近では難しめの文章は避けられがちで、やたらと分かりやすい文章が好まれる傾向がありますが、昔は逆でした。
むしろ、堅く、難しそうに見えるほど価値があったのですね。
このサイトにはまさに「晦渋」な言葉がたくさん取り上げられているので、勉強になるのではないでしょうか?