今回は「泡銭」「釣果」「浅葱」です。
読めそうで、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「泡銭」
「泡銭」は何と読むかわかりますか?
「あわせん」と読んでしまいそうになりますが、もちろん違います。
では、何と読むのでしょうか…?
「泡銭」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は「〇〇〇〇〇」の5文字です
- 悪銭身に付かず
- 泡銭が入ったので、今日はおごるよ
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「泡銭」の読み方!正解は!?
正解は「あぶくぜに」です!
人からもらったり、ギャンブルで勝ったりして、苦労することなく得たお金のことを「泡銭(あぶくぜに)」と呼びます。
ヒントに出した「悪銭身に付かず」は、泡銭のことを言ったことわざです。
労せずして得たお金は身に着かない。
一生懸命働いて得たお金だからこそ、必要な物を買ったり、貯金として蓄えたりして身につけることができるという意味です。
ちょっと耳が痛いような気分になりますが、現実では泡銭が入ってくる機会なんてそうそうありません。
もし泡銭が入ることがあったら、友達や家族に美味しい物でもご馳走するのが、良い使い方かも知れませんね。
2問目はこの漢字!「釣果」
「釣果」は何と読むかご存知でしょうか?
「釣」という字がはいっているので「つりか」やと読んでしまいそうですが、間違いです。
釣りによく行く方なら、簡単にわかるかも知れませんね。
さて、あなたは読むことができますか?
「釣果」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の文字数は「〇〇〇〇」の4文字です
- 「今日の釣果は20匹です!」のように使います
- 釣り用語です
以上3つのヒントで考えてみてください。
「釣果」の読み方!正解は!?
正解は「ちょうか」です!
釣果という漢字から想像はつきますが、意味は釣りの成果のこと。
釣の字を「ちょう」と読むのは、知らない人にはちょっと想像の域を超えていますね。
同じ読み方をする漢字に「釣鉤(ちょうこう)」があります。
釣鉤とは釣り針のことで、釣果と同じく釣り用語ですが、いずれもなかなかの難読漢字。
「今日は20匹つれたよ」と言うよりも「今日の釣果は20匹」と表現した方がプロっぽくてかっこいいですね。
ただし、釣果が少ない時に使うと、逆効果かも…
最後はこの漢字!「浅葱」
「浅葱」は何と読むかご存知でしょうか?
「あさつき」(ネギに似た野菜)と読むこともできますが、今回はもう一方の読み方を答えてくださいね。
「あさねぎ」と読んでしまいそうですが、もちろん間違いです。
では何と読むか、あなたにはわかりますか?
「浅葱」の読み方のヒントはこちら
「浅葱」の読み方は3文字で「あさ〇」です。
「浅葱」は色を表す言葉で、ネギの葉の薄い緑色のことを浅葱と呼びます。
新選組が着ていた羽織の色が、浅葱色として有名になったそうですよ。
ちょっと難しいかも知れませんが、以上のヒントから考えてみてくださいね。
「浅葱」の読み方!正解は!?
正解は「あさぎ」です!
「浅葱(あさぎ)」は「浅葱色(あさぎいろ)」の略語なので、色という文字を後につけなくても、色名として成立してする言葉になります。
江戸時代の日本では、着物の裏地に浅葱色を使うのが定番になりすぎて、おしゃれな人はあえて裏地には使わなかったそうです。
そのため「浅葱裏(あさぎうら)」とは「田舎者の武士」を揶揄(やゆ)する意地悪な言葉だったとか。
しかし現代からすると「浅葱」の裏地は、爽やかでおしゃれな感じがしますよね。