今日の難読漢字は
「石蓴」
「索麺」
「和地関」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「石蓴」!
何といっても2文字目の「蓴」という漢字は見たこともない、いかにも難しそうな漢字ですね。
「薄い」の字に少し似ている「蓴」は、音読みで「じゅん、しゅん」、訓読みだと「じゅんさい」と読む漢字検定1級の漢字です。
でも、「じゅんさい」って青菜のことを意味しますが、それに「石」をつけたところでますます意味が分かりません・・・
「石蓴」の読み方のヒントはコレ!
これは海藻です。
人間の食用としてだけでなく、ウニのエサとしても有効活用されています。
「石蓴」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あおさ」です!
「あおさ」と言えば、「アオサノリ」のことを指す海藻で、緑色をした葉っぱのような形をした海藻です。
食用の用途としては、味噌汁の他にもふりかけの海苔として使われるのが一般的です。
ただ、「あおさ」は少し苦味もあるものも多く、食感も硬いことから「アオノリ」よりも人気がないことも確かなようです。
食用としては少し劣る部分もありますが、最近ではウニのエサや畑の肥料としてもその有効性が着目され、各地で活用されています。
巡りめぐって私たちの豊かな食を支えている、そんな存在が「石蓴」です。
次の難読漢字は「索麺」!
一般的には平仮名で表記されるこの食べ物。
漢字で書くとしても、有力なものが他に一つあるので、「索麺」はさらに難しいものとなっています。
音読みすれば「さくめん」ですが、発音上のニュアンスは近いものがありますが、まずこれだけでは正解はできないと思いますので、ヒントも参考にしてみてください。
さあ、あなたはこの「索麺」、読めますか?
「索麺」の読み方のヒントはコレ!
「うどん」をもっと細くした麺です。
素麺とも書きます。
「索麺」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「そうめん」です!
「そうめん」は皆さんご存じ、小麦粉を原料とした麺で、まさに「うどんを細くしたもの」です。
基本的には、「うどん」や「ひやむぎ」とは細さの定義が違い、日本農林規格によると、「そうめん」は直径1.3mm未満という決まりがあるそうです。
こ、細かい・・・www
ちなみに、よく間違えられる「ひやむぎ」は、1.3mm以上1.7mm未満、「うどん」は1.7mm以上だそうです。
ただ細さが違うだけなのに、それだけで食感はもちろん、味そのものも違うと感じてしまうのが不思議でなりません。
最後の難読漢字は「和地関」!
漢字圏の人の名前にも思えてくるこの漢字、それぞれの意味が統一していないので、発音上のものか意味による当て字ということは予想できます。
ただ、発音といっても「わちかん」ですので、あまりパッと思いつくものはありませんね・・・。
ヒントといえば、「最も小さいのに最も偉大」といったところでしょうか。
今回の漢字もかなり難しいですが、あなたは「和地関」読めますか?
「和地関」の読み方のヒントはコレ!
これは国家の名前です。
カトリックといえばここ!
「和地関」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「バチカン」です!
「バチカン」は、言わずと知れたローマ教皇によって統治されている、カトリックの総本山ですね!
場所はイタリアのローマ市内にあり、「国の中に他の国家が存在している」というすごく変わった場所にあります。
また、国家としての面積は世界最小の0.44平方キロメートル、人口もわずか800人ほどしかいない、多くの面で特徴がある国家ですね。
ちなみに、バチカンというと「ローマ法王」と「ローマ教皇」の2つが混在しているのをたまにみかけますが、日本では2019年11月に日本政府として正式に「ローマ教皇」に呼称を統一するようになりました。
とても綺麗で信仰心の厚い国、一度は海外旅行で訪れてみたいものですね!
出典:コトバンク