今回は「扁桃」「豆娘」「舌鼓」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「扁桃」
「扁桃」の読み方はわかりますか?
「へんとう」とも読めますが、今回はもう一つの読み方を答えてくださいね。
実は意外な読み方があるのです…
「扁桃」の読み方のヒントはこちら
- 読み仮名はカタカナです
- チョコレートの中に入っていることがあります
- 最近では、ダイエット効果が注目されていますよ
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「扁桃」の読み方!正解は!?
正解は「アーモンド」です!
なぜ「扁桃」と書いて「アーモンド」と読むかというと、花や実の形が桃に似ていて、平べったいからです。
さらに、「扁桃」を「へんとう」とも読みますが、「へんとう」とはアーモンドの別名で、一般的には「アーモンド」と読む場合が多いようですね。
ちなみに、喉の奥の両側にある「扁桃腺(へんとうせん)」は、形がアーモンドに似ていることから、へんとうせんと呼ばれるようになったそうです。
ここ最近、アーモンドのダイエット効果が注目されていますね。
食物繊維が豊富なため、腸内環境を整えてポッコリお腹を解消してくれるらしいですよ。
ただし、カロリーは高めなので1日20~25粒程度が良いそうです。
それでは物足りなくて、食べ過ぎてしまいそうですが…
2問目はこの漢字!「豆娘」
「豆娘」の読み方をご存知ですか?
「まめむすめ」と読んだあなたはとても素直な方ですが、残念ながら不正解です。
豆も娘も小学校で習う漢字なのに、読み方はかなりの難問だといえますね。
さて、何と読むでしょうか…?
「豆娘」の読み方のヒントはこちら
- 読み方の字数は「〇〇〇〇〇」の5文字
- 一般的には「糸●●」の3文字熟語で書かれることが多いです
- 秋頃に姿を見せる超スリムな昆虫といえば…?
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「豆娘」の読み方!正解は!?
正解は「いととんぼ」です!
一般的には「糸蜻蛉(いととんぼ)」の3文字熟語で書かれることが多いですね。
「糸蜻蛉」と書いても、難読には違いありませんが…
なぜ「豆娘」と書いて「いととんぼ」と読むのか、その由来ははっきりとはわからないようです。
しかし、中国語では「オヤビッチャ」というカラフルな魚を「條紋豆娘魚」と書くことから推測すると「可愛い」という意味が込められているのでは?とも、考えられています。
都会に住んでいるとなかなか出会えない「いととんぼ」ですが、水田や沼地近くによく飛んでいますよ。
自然豊かな所へ行った際には、可愛い「いととんぼ」をぜひ探してみてくださいね。
最後はこの漢字!「舌鼓」
「舌鼓」は何と読むかご存知でしょうか?
「したづつみ」と読むのを時々耳にしますが、そちらは慣用読みです。
では、本来の読み方は?
「舌鼓」の読み方のヒントはこちら
- 「贅を尽くした料理に舌鼓を打つ」のように使います
- 「鼓」は和楽器の一種
- 似た言葉に「腹鼓」があります
以上の3つのヒントで考えてみてください。
「舌鼓」の読み方!正解は!?
正解は「したつづみ」です!
能や歌舞伎などに使われる日本の打楽器に「鼓(つづみ)」があります。
料理が美味しくて思わず舌を鳴らす様子を鼓の音にたとえて「舌鼓(したつづみ)」と表現した言葉ですね。
ですので「したづつみ」と読むのは、本来の読み方ではありません。
似たような言葉に「腹鼓(はらつづみ)」があります。
満腹になってお腹をポンポンと叩く様子を「腹鼓(はらつづみ)」と表現したものです。
「はらつづみ」も「はらづつみ」と読む人が多いようですね。
ちなみに、現在では「つづみ」を「づつみ」に間違える人が余りにも多いため、「したづつみ」や「はらづつみ」も慣用読みとして認められています。
ただし、本来の読み方は「舌鼓(つづみ)」なので、ぜひ正しい読み方で覚えておいてくださいね!