漢字読み講座

「出生率」「十匹」「鯱」さて、これら3つの漢字は何と読みますか?

今回は「出生率」「十匹」「鯱」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「出生率」

「出生率」と書いて何と読むかわかりますか?

「しゅっせいりつ」と読んでも間違いではありませんが、そちらは慣用読みで本来の読み方とは違います。

では、正しくは何と読むのでしょうか?

「出生率」の読み方のヒントはこちら

  1. 読み方は8文字で「しゅっ〇〇〇りつ」
  2. 生という字の音読みは「セイ」と何?

以上2つのヒントで考えてみてください。

ほとんどの方はすぐにピンときたかも…?

「出生率」の読み方!正解は!?

正解は「しゅっしょうりつ」です!

「しゅっしょうりつ」なのか「しゅっせいりつ」なのか紛らわしいですね。

慣用読みとしては「しゅっせいりつ」も間違いではありません。

しかし、慣用読みとは間違えた読み方をする人が多いため、一般的になったというものなので、正式な読み方を覚えておく方が良いですね。

 

ヒントに出したように、「生」の字には「しょう」と「せい」の2つの音読みがあります。

  • 「生(しょう)」が使われている言葉:一生、生涯、託生、今生など
  • 「生(せい)」が使われている言葉:小学生、先生、生誕、生態など

上のどちらも同じくらい使われているメジャーな読み方なので「出生率(しゅっしょうりつ)」は読み間違えやすいといえるでしょう。

2問目はこの漢字!「十匹」

「十匹」の正しい読み方をご存知でしょうか?

誰でも知っている簡単な漢字ですが、正しく読むのは意外に難しい…

ちなみに「じゅっぴき」ではありません。

さて、正しい読み方は?

「十匹」の読み方のヒントはこちら

  1. 「十匹」と同様に「十歳」の読み方も「じゅっさい」ではありません
  2. 十の読み方には「じゅう、じっ、とお、と」の4種類があります
  3. 読み方の字数は「〇〇〇〇」の4文字

以上3つのヒントで考えてみてくださいね。

「十匹」の読み方!正解は!?

正解は「じっぴき」です。

ヒントで紹介したように「十歳」の読み方も「じゅっさい」ではなく、正しくは「じっさい」になります。

他にも「十本(じっぽん)」「二十世紀梨(にじっせいきなし)」など、例を挙げるときりがありません。

しかし、一般には「じゅっぴき」のように「じゅっ」と発音している方がほとんどですよね。

常用漢字表では平成22年から備考欄に『ジュッ』という読み方が添えられています。

ただし、備考欄に追加されているだけなので、現時点では「じゅっ」という読み方は正式には認められていない様子です。

 

NHKなどのアナウンサーが何と発音しているか、チェックしてみてください。

よく聞くと「じっ」と発音しているのがわかりますよ。

最後はこの漢字!「鯱」

「鯱」という字の読み方はわかりますか?

魚編の字は数えきれないほどありますが、魚編に虎です。

これはかなり強そうなイメージ!

さて、あなたには読むことができるでしょうか?

「鯱」の読み方のヒントはこちら

  1. 海の生き物ですが哺乳類です
  2. 海のギャングとも呼ばれていますよ
  3. 愛知県と千葉県の水族館で見ることができます

以上3つのヒントから考えてみてください。

「鯱」の読み方!正解は!?

正解は「しゃち」です!

「鯱(しゃち)」は哺乳綱鯨偶蹄目マイルカ科シャチ属の海獣。

海のギャングと呼ばれるだけあって、ものすごく強いそうです。

サメやクジラを食べるというのですから、魚編に虎と書くのも納得がいきますね。

日本の近海にもシャチは生息していて、愛知の名古屋港水族館と千葉の鴨川シーワールドで飼育されています。

「鯱」という漢字は「しゃちほこ」と読むこともできるそうですよ。

しゃちほこと言えば、名古屋城の天守閣のものが有名ですね。

怖い顔をして、背中にはとげがあって、尾ひれはピンと空を向いています。

いかにも強そうな城の守り神ですが、動物の「シャチ」と「しゃちほこ」には何の関係もないそうです。

どちらもめちゃくちゃ強そうだから、親戚かと思っていました…

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!

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