今日の難読漢字は
「居丈高」
「廷臣」
「建立」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「居丈高」!
音読みにすると「いじょうこう」?とも読めるこの漢字。
普段見慣れない言葉だし、よく分かりませんね。
意味を考えると、「居」は座っていることを表す漢字なので、おそらく「座ったときの身の丈の長さ」とか「座高」のことを表現しているんだろうなぁと想像できます。
では、肝心の読み方はどうでしょうか?
ヒントを見ながら一緒に考えてみましょう!
「居丈高」の読み方のヒントはコレ!
意味は「座高」の他に、もう一つあります。
「〇〇〇〇か」の5文字です。
「居丈高」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「いたけだか」です!
ん?そもそも「居丈高」って何?と思った方も多いのではないでしょうか。
「居丈高」とは、読んで字のごとく「座高」を表す言葉です。
また、この漢字のままで「威圧的な態度をとる人」や「威張っている人」のことも表し、その場合、1文字目の漢字は「威」の文字も使われます。
何に対しても他人に「居丈高」な人っていますが、それって周りからみてるとすごく恥ずかしいもの。
こういう時は、「人の振り見て我が振り直せ」ですね!
次の難読漢字は「廷臣」!
1文字目の「廷」は、「延長」の「延」の字に似ていますが、微妙に違いますね。
裁判所の「法廷」などの言葉でもお馴染みの「廷」です。
また、2文字目の「臣」は、大臣の「じん」や「おみ」と読み、部下とか家来という意味があります。
そのまま素直に読めば「ていじん」。
これらのことから察するに、「法廷にいる部下」のような意味があると想像できますが、いかがでしょうか?
さあ、これが合っているのかどうか正解を見ていきましょう!
「廷臣」の読み方のヒントはコレ!
1文字目は「てい」と読みます。
「〇〇〇〇」の4文字です。
「廷臣」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ていしん」です!
「ていしん」とは、「宮廷や朝廷に仕えている部下」のことです。
言われてみれば、法廷の他にも「宮廷」や「朝廷」という言葉がありますね。
「廷」という漢字は、「政治を行う場所」や「裁判を行う場所」を意味しており、中世の時代では「従者」や「部下」という位置づけだったようです。
現代社会で強いて言うなら「政界や裁判所で働いている従業員」になるんでしょうが、あまり使わない言葉ですね。
最後の難読漢字は「建立」!
「建てる」と「立てる」。
どちらも同じような言葉で、よっぽど何かをしっかり建てたいんでしょうかwww
そのまま「築く」という意味では、「けんりつ」と読みますが、せっかくなので他の読み方にチャレンジ!
小学校でもこの読み方を習ったはずですので、覚えていない方はこの機会に復習しましょう!
「建立」の読み方のヒントはコレ!
「けんだて」ではありません!
「こんだて」でもありません!
「建立」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こんりゅう」です!
いきなり聞かれると答えに窮してしまう、そんな漢字ですね。
「建立」を「こんりゅう」と読む場合の意味は、「お寺や塔を建てること」を意味します。
「建てる」だけだと家や建物全般が対象となりますが、お寺は大工さんの技術の集大成とも言える、まさに芸術ですので、専用の言葉を使うんですね!
ちなみに、「こんりゅう」には「心の中で作りあげること」という意味もあります。
基礎の上に、物事の神髄を捉えたものを作る場合に使われる「建立」って素敵ですね!