今日の難読漢字は
「繭糸」
「紺碧」
「紺青」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「繭糸」!
「繭(まゆ)」と「糸」と書く「繭糸」。
もうこれは、それ以上の説明がない、そのまま「繭の糸」を意味する言葉です。
じゃあ、読み方は何?と聞かれてしまうと途端に言葉に詰まってしまう難問・・・。
そもそも「繭」って「まゆ」以外に読み方ってあるの??
「繭糸」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
「犬の歯」は何と言う?
「繭糸」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「けんし」です!
「繭糸」の意味は、そのまま「繭の糸」です。
「繭」とは、「糸状になった繊維質で身体を覆う鎧のようなもの」のことです。
イメージは、ガや蚕などの昆虫が身を守るために、糸状の丸くなったやつですが、あまり想像して気持ちいいものではありませんね・・・。
見た目も蚕のように白っぽい色をしたものから茶色や黒など、たくさんの色の繭があります。
昆虫の他にも、水生生物がまわりの砂や泥を利用して身を包む膜も「繭」と言ったりするので覚えておきましょう!
次の難読漢字は「紺碧」!
藍色とも呼ばれる「紺色」は、デニムの色としてもお馴染みの濃い青っぽい色をしていますね。
そんな「紺」と、2文字目のなんだか難しい「碧」という漢字。
「碧」という字は漢字検定準1級の難問ですが、「青」や「緑」といった色を表す漢字です。
となると「青×青」で「めちゃくちゃ青!」と言えそうですが、正解はどうでしょうか?
「紺碧」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇」の4文字です。
「紺」の部分は「こん」で正解です。
「紺碧」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こんぺき」です!
「紺碧」の意味は、「深く澄んだ青い色」のことです。
英語では「アジュール」ともいい、宝石でいうところの「ラピスラズリ」にあたります。
「明るく鮮やかな青」を表す「紺碧」は、「碧」の1文字だけでも「青く美しい宝石」という意味もあり、単語としても綺麗な漢字ですね。
「紺碧」の色をした、青く澄んだ綺麗なプライベートビーチに行ってみたいものです。
最後の難読漢字は「紺青」!
どちらも「青い色」を表す「紺」と「青」から成る「紺青」。
パッと見、「刺青(いれずみ)」と読んでしまったのは私だけでしょうか・・・。
似たような言葉として「紺碧(こんぺき)」がありますが、この言葉も2つの漢字とも「青い色」を表しているものです。
今回の「紺青」は、読み方の他にも意味についても考えていきましょう!
「紺青」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇〇〇」の5文字です。
色を表す言葉ではありません。
「紺青」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こんじょう」です!
「紺青」とは、「濃い青色をした顔料」のことです。
製法は、鉄のシアノ錯体に過剰量の鉄イオンを加えることで出来る物質なので、粉状になった「紺青」を吸い込むと健康を害する恐れのある顔料でもあります。
その色は、深い青色が特徴で主に絵画などで利用されてきました。
有名なところでは、ゴッホの「星月夜」や歌川広重の「京都名所之内 淀川」の青い部分で使われています。
ぜひ自分の目でも「紺青」の綺麗な色を確認してみてくださいね!