今日の難読漢字は
「弗」
「鯎」
「轆轤」
の3つです。
さあ、何と読む?
目次
まず最初の難読漢字は「弗」!
この「弗」という、一文字だけの漢字は普段見かけませんね。
音読みは、「沸騰(ふっとう)」の字と似ていることもあり、「ふつ」や「ほつ」と読む漢字なのですが今回は他の読み方でお願いします。
パッと見は、お湯が「沸く(わく)」のように、送り仮名がついた読み方も連想できますが、正解は送り仮名がつかない意外な読み方になります。
かなり難しいので、ヒントを参考にしながら考えてみてください!
「弗」の読み方のヒントはコレ!
これは何かの単位です。
「〇〇」の2文字です。
「弗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ドル」です!
「ドル」とは誰もが知っている通り、アメリカを中心とした世界中で使われている通貨の単位のことですね!
今回の難読漢字である「弗」は、なんと読み方や音、意味からくる漢字ではなく、その「形」から当てられた漢字。
「ドル」は、記号で「$」と書くので、それに一番近い形である「弗」が使われるようになったそうです。
そんな当て字のされ方はあまり見たことがないので、これは誰かに自慢できますよ!
次の難読漢字は「鯎」!
「魚へん」に何かの漢字がつく「魚へん」シリーズも、難読漢字ではすっかりお馴染みになりました。
今回は「成る」や「成功」の言葉でもお馴染み、日常的に使う「成」です。
でも、「魚が成る」と一体何になるんでしょうか?
「成功する」と考えると出世魚のような気がしてきますが、この「鯎」、あなたは読めますか??
「鯎」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
30cm前後の淡水魚で、きれいな川にいます。
「鯎」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「うぐい」です!
「鯎」は、体長30cm前後の淡水魚で、オイカワやカワムツなどと一括りにして「ハヤ」と呼ばれている魚です。
他の地域では、アイソ、アカハラ、クキ、タロ・・・などなど、他にもその地域ごとに名づけられた名称があるユニークな魚でもあります。
「鯎」という1文字の漢字の他にも「石斑魚」とも表記されることもあり、こちらも難読漢字としても有名ですね!
きれいな水を好む「鯎」、いつまでもこの魚が住める環境を保っていきたいものですね。
最後の難読漢字は「轆轤」!
日本のホラー映画のタイトルにもありそうな「轆轤」という漢字。
パッと見、頭蓋骨の「ドクロ」にも思えますが、それは「髑髏」と書きます。
比べてみると随分違いますが、雰囲気は同じwww
ということは、読み方も似ているかも!?
「轆轤」の読み方のヒントはコレ!
「〇〇〇」の3文字です。
小学校や中学校の工作の時間でも使ったことがあるはずです。
「轆轤」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ろくろ」です!
「轆轤」とは、 壺や陶器を作るときに使う、回転する円盤状の台座のことです。
回しながら作ることで、きれいな曲線や線を作ることができるので、瀬戸物や食器などを作る工房には必ずある工具です。
また、「轆轤」にはもう一つ意味があって、井戸などの上にある「滑車」のようなものをいいます。
どちらにも共通しているのは「回転」するということですが、読み方も「ろくろ」で上から読んでも下から読んでも回転していますね!