漢字読み講座

【読めて当然?!】「雪渓」って何て読む?「ゆきけい」ではありません!

「雪渓」

これ、何と読むかわかりますか?

おなじみの「雪」という漢字に、

「渓谷」「渓流」などで使われる「渓」の字が使われています。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

「雪渓」読み方のヒント!

 

ヒントは「雪」の読み方。

普通に読むと「ゆき」と読みますよね。

ですが、ここでは音読みで読むのがポイント。

「雪」の音読みの言葉には「雪原」「豪雪」などがありますよ。

 

「雪渓」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

「せっけい」

です!

 

この漢字の意味は、

標高の高い場所の谷や沢の雪が溶けずに残っている場所のこと。

または積雪で覆われた渓谷のことです。

 

日本では標高2,000メートル級の山々で見ることができ、

夏でも溶けないので「万年雪」とも呼ばれています。

 

特に、

・白馬大雪渓(長野県)
・針ノ木雪渓(長野県と富山県にまたがる)
・剱沢雪渓(富山県)

は「日本三大雪渓」と呼ばれて多くの登山者にとって憧れの場所なのだそうです。

山登りが趣味の方には簡単な問題だったかもしれません!

 

また、同じ「せっけい」という読み方でも

「雪景」と書く場合もあります。

こちらは雪が降り積もった景色を指す言葉です。

 

なかなか耳慣れない言葉かもしれませんが、

ぜひ覚えておいてくださいね。

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!