今日の難読漢字は
「蝋燭」
「鋏」
「簾」
「注連縄」
「誕る」
の5つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「蝋燭」
某日本のパンクバンドの大悪魔がいるグループの代表曲にも入っている「蝋」という漢字。
今回はその字に「燭台(しょくだい)」の「燭」がついた「蝋燭」です。
お墓参りには必需品のこの「蝋燭」ですが、日常生活の中ではすっかり登場頻度が少なくなってしまったので、読めない人もいるのは納得ですが・・・。
人類が生み出した発明品としてはかなりいい線行っている「蝋燭」、これがあるから安定した暮らしが送れて勉学にも身が入ったんですよ!
「蝋燭」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント② ケーキにも刺します。
ヒント③ 白いものが主流ですが、いろんな色のものもあります。
「蝋燭」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ろうそく」です!
「蝋燭」とは、火をつける照明器具として昔から重宝されてきたもので、歴史的に一番古い「蝋燭」は、ミツバチが素を作るときに分泌する「蝋」を固めたものが最初とされています。
現在では、「蝋燭」はお仏壇に備えたり誕生日のケーキに歳の数だけ刺すといったイメージがありますね。
あとは、あまり熱くならない「蝋燭」が違う用途で重宝されているのは一部の人達の秘密ですねwww
2つ目の漢字は「鋏」
今回の漢字は日常生活ではカタカナで表記される、誰もが使ったことがあるものです!
これを言ってしまうと「何かの道具」ということが分かってしまいますが、「鋏」は漢字検定1級の難問なのでこれだけでは正解にたどり着くのは難しいですね。
しかも読み方も複数あって混乱してしまいますが、今回は一番メジャーな読み方をするものを正解とします!
ヒントを見ながらじっくり考えていきましょう!
「鋏」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 文房具といったらコレ!
ヒント③ 「はさむ」というような意味があります。
「鋏」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ハサミ」です!
「鋏」は、幼稚園くらいの小さい子どもから大人まで、日常的に使うキングオブ文房具の1つといえるでしょう。
もともと、「鋏」という漢字は「はさむ」という意味があり、そのまま訓読みにしても「はさむ」になります。
他にも「やっとこ」とも読み、こちらも金属などを「はさむ」工具として知られていますね。
嫌なものはさっさと切って、いい事だけを「鋏んで」いきましょう!
3つ目の漢字は「簾」
今回の難読漢字は「暖簾(のれん)」でも使われている「簾」です!
そもそも、「暖簾」は本サイトでも難読漢字として紹介しているくらい、難しい漢字になります。
音読みにすれば「れん」になり、ちろん正解です!
でも、誰もが知っている言葉を今回は正解としますので、ぜひ考えてみてください!
「暖簾」から「暖」を除くと、どんなイメージになるか考えてみると案外正解にたどり着けるかも?
「簾」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② 夏の日にはこれがないと窓際は暑くてたまりません。
ヒント③ 「竹製」でできてはいますが、すごい細かい棒です。
「簾」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「すだれ」です!
「簾」とは、夏の日など暑いときに、窓の外側に立て掛けたり窓に固定して太陽の熱を和らげる「竹のカーテン」です。
昔の古民家で使われているイメージもありますが、その効果が絶大なことから最近のマンションや戸建てでも使っている人は多いですよね!
竹でできているため丈夫で長持ちしますし、お風呂場の窓につけて露天風呂っぽい雰囲気を出すことも可能な、昔の先人の知恵の塊です。
4つ目の漢字は「注連縄」
普段、耳にしている言葉でも、漢字として浮かぶものはそう多くはありません。
誰もが言葉としては知っているのに、「漢字でどうやって書くんだろう?」と興味をひくのは一部の勉強家やその言葉に関係のある人だけかもしれませんね。
でも、今回の「注連縄」は日本人なら年に数回は訪れる場所にまつわる言葉ですので、ぜひ覚えておきましょう。
「何かの縄」であることは確かです!
「注連縄」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇なわ」の4文字です。
ヒント② かなり大きな「縄」です。
ヒント③ 神社にある「縄」といえば?
「注連縄」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「しめなわ」です!
「注連縄」とは、神社などにある神祭具で、「糸の字」を成す「紙垂(しで)」をつけた縄のことです。
神聖な場所とその外側の領域を区別するためのものであり、初詣などで神社に訪れた際には必ず目にしているはずです。
また、「注連縄」は縄の下に七本、五本、三本の藁を垂らすことから、「七五三縄」とも表記されます。
こちらも難読漢字ですね!
5つ目の漢字は「誕る」
毎年必ずやってくる、「誕生日」。
小さい頃はケーキが食べられてプレゼントももらえて、また1つ大人になった気がして嬉しかった記憶があります。
それがピークになるのは16~18歳頃で、それを過ぎると歳なんか気にしなくなり、それすら過ぎると、いつからか目を背け始める・・・
女性に歳は聞いてはいけない、なんて言葉があるくらい「誕生日」は罪なものかもしれません・・・。
「誕る」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇る」の4文字です。
ヒント② 「たんる」ではありません。
ヒント③ 「違うこと」「嘘をつくこと」です。
「誕る」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「いつわる」です!
「いつわる」と言えば、「偽る」という言葉が一般的に使われていますが、その字のとおり、「誕る」も「違ったことを言う」や「嘘をつく」ことと同義なんです。
えー、じゃあ「誕生日」って「偽りの生まれた日」ってこと??
となりますが、大人のレディにとっては意外にそうなのかもしれませんwww
字の成り立ちを見ても、「言う」と「延ばす」ですから、「言葉を延ばす=大げさに言う」ということになり、「偽り」という意味として使われるのも納得できますね!
まとめ
今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?
ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!