今日の難解漢字は、
「虚しい」
「桜桃」
「湯麺」
「数寄屋」
「伏翼」
です!
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「虚しい」です!
「虚しい」
常用漢字でもあり、日常で見かけることの多いこの漢字。
「謙虚(けんきょ)」「虚栄心(きょえいしん)」などのように使われます。
「きょ」と読むことが多いですが、「きょしい」ではありません。
「虚しい」読み方のヒントは?
ヒントは、「空虚である」「無益である」を表す時に使われる言葉です。
類語には
「無駄」
「儚い」などが挙げられます。
「虚しい」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「虚しい」
です!
「一人でずっと部屋の中にいると、虚しい気持ちになってくる。」
「ただひたすらボタンを押すという、虚しい作業を続けている。」のように使います。
「むなしい」は、「空しい」と表記することもあり、どちらも空虚であるという意味です。
また「虚」という漢字は訓読みで、
「虚(うつ)ろ」や
「虚言(そらごと・きょげん)」という読み方もあります。
いろんな読み方がある漢字なので、間違わずに読めるとかっこいですよね!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
2つ目の漢字は「桜桃」です!
日本の四季を表す言葉といえば「桜」。
その「桜」と、桃源郷の字にも使われているほどの果物界のスーパースターの「桃」。
そのまま音読みで「おうとう」とも読むそうですが、もっと馴染みのある名前です。
どちらもピンク色という共通したものがありますが、その2つが組み合わさった「桜桃」、いったい何と読むか分かりますか?
「桜桃」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは当て字ですが、桜は「サクラ」と読みます。
ヒント② 「サクラ〇〇」の5文字です。
ヒント③ 品種では「佐藤錦」などが有名です。
「桜桃」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「サクランボ」です!
私たちにも馴染みのある「サクランボ」は、スーパーや果物屋さんで買える果実になったものを「サクランボ」と呼んでいますが、生産者目線でいえば、木全体のことを「桜桃(おうとう)」と呼ぶそうです。
「サクランボ」の語源は、そのまま「桜の実」で、実は坊とも呼んだことから「桜の坊→サクランボ」になったと言われています。
現在、日本では佐藤錦や紅秀峰、ジャボレーなどといった国産のものから世界各国での品種を楽しむことができます。
それもそのはず、世界単位でみたときに「サクランボ」の種類は1,000種もあるそうで、どれだけ世界中の人から愛されているかが分かりますね。
ただ、「サクランボ」は1箱数万円もするようなものもざらにあって、なかなか手の出ない高級な果物というイメージが強く、「赤い宝石」なんて呼ばれることも。
一度でいいからお腹いっぱい「サクランボ」を食べてみたいものですね!
3つ目の漢字は「湯麺」です!
漢字クイズのお時間です。
今回の漢字はこちら。
「湯麺」という漢字、読むことができますか?
麺類が好きな人であれば即答できてしまうかもしれませんが、どうかしばしお付き合いください。
分からなかった方にはヒントをお出しするので、一緒に考えてみましょう。
「湯麺」の読み方のヒントは?
読みが分からなかったとしても、なんとなく「麺」という漢字からイメージを膨らませていくことができます。
あとはどんな麺か。
基本はゆでた中華麺に炒めた野菜や肉をのせたものです。
ラーメンとちゃんぽんの間くらいのイメージですね。
見当つきましたか??
正解は…
正解は…
たんめん
でした!
カタカナで書くことが多い「湯麺」。
こんな表記もあるので、メニューを見て「?」とならないように覚えておくとよいかもしれません。
個人的に推したいのは東海地方で食べられる「岐阜タンメン」。
訪れることがあれば是非食べてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
4つ目の漢字は「数寄屋」です!
「数寄屋」と書いて、なんと読むかわかりますか?
旅館や、料亭、和風の家によく見かける日本の建築様式のひとつです。
和を愛する人たちが予算を惜しまずに作った家という事で、
茶室という意味があります。
「数寄屋」読み方のヒントは?
数寄屋とは安土桃山時代から続く伝統的な日本建築です。
無駄な物を取り払い、好きな生け花や掛け軸、
窓から見える風景がより引き立つような造りになっています。
最近では茶室のあるような和風の家って
なかなかに高級住宅というイメージです。
さて意味が分かったところで、読み方はどうでしょうか?
「数寄屋」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
実はそのまま読んで正解です!
さあ、もうわかりましたか?
「数寄屋」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「すきや」
です!
好みに任せて作った家という、なんとも贅沢の極みである立派な建物です。
いい物をより引き立たせるには、物の少ないシンプルな家が一番です。
ぜひ、覚えておきましょう。
5つ目の漢字は「伏翼」です!
「伏翼」そのまま読むと(ふくよく)ですが、別の読み方があります。
生き物の名前です!
「翼」を「伏せている」でイメージしてみてください。
「伏せている」とは下のほうに向けるとか、うつむかせる、といった意味があります。
さあ、何と読むのでしょうか?
「伏翼」の読み方のヒントは?
ヒント①:ひらがな4文字です。「〇〇〇〇」
ヒント②:哺乳類です。
ヒント③:翼を持っています。
アメリカに、この生き物をモチーフにしたスーパーヒーローがいます。
宿敵の名はジョーカー。
さあ、もう分かりましたよね?
「伏寝」の読み方、正解は……
正解は……
「こうもり」
です!
皆さんは「伏翼」にどんなイメージを持っていますか?
あまり、いいイメージを持っていない人も多いのではないでしょうか。
しかし、中国では縁起のいい生き物と言われています。
「蝙蝠」(こうもり)とも書きますが、この漢字が中国で福が寄ってくるという意味の「偏福」と発音がよく似ているからです。
日本でも、こうもりが「幸守り」や「幸盛り」という当て字をあてて縁起がいいとされる場合もあります。
「伏翼」に幸せを運んできてもらえるといいですね!
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。