漢字読み講座

【今日の難読漢字】「渾名」「御神籤」「棊子麺」全部読めたら漢字マスター!「棊子麺」を「もとこめん」と読んだあなたは…

今日の難読漢字は

「渾名」

「御神籤」

「棊子麺」

です!

 

あなたは正しく読めますか?

 

最初の難読漢字は「渾名」!

 

「渾名」は、漢字こそ見慣れないですが、

実はとっても馴染み深いもの。

 

幼稚園児や小学生でも使う言葉です。

 

人気者だと多くの「渾名」をつけられた!

なんて思い出があるかも?

 

さて、読めましたか?

 

 

 

「渾名」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「あだな」

です!

 

「渾名」は、

「その人物の愛称や呼び名」を意味する言葉。

ニックネームのことでもありますね。

 

大人になるとなかなかあだ名で呼び合う機会はないですが、

幼稚園児や小学生の頃はあだ名で呼ばれていた方が多いのでは?

 

元は「婀娜名(あだな)」という漢字だったそうで、

これは今でいう「浮名」と同じような「色男」的な評判の言葉として使われていました。

 

それとは別に「あざな」という言葉もあります。

こちらは平安時代ごろまでの「男性の成人後の通称」のことを指します。

 

その「あざな」が鎌倉時代に愛称の意味に変わり、

音が近い「婀娜名」と混ざって

「あだ名」=愛称に定着したのだとか。

 

由来はさておき、普段は見慣れないけれどよく聞く言葉の「渾名」。

ぜひ読み方を覚えて、漢字マスターに近づいてください!

次の難読漢字は「御神籤」!

 

「御神籤」は、実はとても身近なもの。

 

みなさんも一度は体験しているものだと思います。

その結果に一喜一憂してしまう人も…

 

さあ、あなたはなんと読みましたか?

 

「御神籤」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「おみくじ」

です!

 

御神籤は、

「神社や寺で引くことができるくじ」のこと。

 

みなさんも一度は経験があるであろう、

細長い紙に占いの結果が書かれているくじのことです。

 

結果に一喜一憂したり、悪い結果だと結んで帰ったり、

色々思い出があるのではないでしょうか。

 

「御」は尊敬語としてつけられる言葉で、

「お箸」「お金」などと同じ使い方でつけられています。

 

ということは「神籤」だけだと「みくじ」と読むのです。

なんだか100円程度で引けるとは思えない威厳のある漢字ですよね。

 

ちなみに正しい運勢の順番を知っていますか?

 

正しくは

大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶

なのだとか。

 

大吉の次が中吉と思っている人が多いのではないでしょうか。

漢字の読み方のついでに覚えておきましょう!

 

 

初詣や社寺へ参拝するたびに引いていたけれど、

漢字は知らなかった…という方。

ぜひこれを機に漢字を覚えてくださいね!

 

最後の難読漢字は「棊子麺」!

 

「棊子麺」

 

ヒントは、漢字にもある通り「麺類」です!

地域によっては名物にもなっています。

 

さて、あなたは読めますか?

「もとこめん」ではありませんよ!

 

 

「棊子麺」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「きしめん」

です!

 

棊子麺は

「平たい形のうどん」のこと。

食べたことがある方も多いですよね。

 

うどんよりも薄く平たく伸ばすため、

材料はほぼ同じなのに、コシが弱く滑らかでつるっとした食感が特徴。

 

名古屋のきしめんは特に有名ですが、

群馬県にはきしめんよりもさらに幅の広い「ひもかわ」や

岡山県では修行僧が食べていたという「しのうどん」などがあります。

 

なぜこの漢字を使っているかというと、

「棊子」は「碁石」という意味なのだとか。

 

きしめんの語源や発祥には諸説ありますが、

当初、平たく切ったうどんを竹筒で碁石のように丸く打ち抜いて

食べたことから「棊子麺」という文字が当てられたそう。

 

今からは想像できない食べ方ですが、

その言葉が今にまで残っているのはちょっと不思議ですよね。

 

あなたはスムーズに「きしめん」と読めましたか?

読めなくても大丈夫!

これを機に覚えて、堂々と読みましょう!

 

 

 

すべて正解できた方は漢字マスター!素晴らしいです!

もし正解できなくても、これを機に学んで今後に活かしましょう!

 

ABOUT ME
toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!