今回は「反故」「時鳥」「首途」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「反故」
「反故」の読み方をご存じでしょうか?
「はんこ」と読んでしまうと、かなり恥ずかしいですよ…
日常会話ではあまり登場しませんが、本やニュースなどでは時々見聞きする言葉です。
さて、あなたには読むことができますか?
「反故」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇」の2文字です。
- 「役に立たない」「書きそこなっていらなくなった紙」などの意味。
- 「何度も書き間違えて便箋を反故にした」のように使います。
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「反故」の読み方!正解は!?
正解は「ほご」です!
意味は、ヒントにも示したように「役に立たない」「無駄になった」ということ。
また、無駄になったという意味が転じて、約束を破られた場合にもよく使われます。
たとえば「せっかく予定を空けておいたのに反故にされた」「両者で取り決めた条約を反故にされた」のような使い方ですね。
また「長年の苦労を一瞬で反故にしてしまった」などの使い方もあります。
2問目はこの漢字!「時鳥」
「時鳥」の読み方をごぞんじでしょうか?
訓読みすると「ときとり」、音読みすると「じちょう」ですが、どちらも間違いですよ。
簡単な漢字なのに熟語になると読めない方が多いのでは?
さて、あなたには読むことができますか?
「時鳥」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字です。
- よく知っている鳥の名前。
- 「不如帰」も同じ読み方です。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「時鳥」の読み方!正解は!?
正解は「ホトトギス」です!
ホトトギスは初夏に到来するので田植えの合図とされていたため、時を告げる鳥という意味で「時鳥(ホトトギス)」と名付けられたそうです。
ヒントでも示したように「不如帰」と書いてもホトトギスと読みますが、ホトトギスには、他にも様々な漢字表記があります。
「郭公」「蜀魂」「杜鵑」「杜宇」「子規」など、他にもあるようですがこれら全てが「ホトトギス」と読めるとは驚きですね。
最後はこの漢字!「首途」
「首途」の読み方をご存じでしょうか?
「しゅと」という読み方もありますが、もう一つの読み方が存在します。
普段の生活の中でもよく使われる言葉ですよ。
さて、あなたには読むことができますか?
「首途」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です。
- 旅や新しい生活のために家を出発すること。
- 今日は二人の首途の日です。
以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。
「首途」の読み方!正解は!?
正解は「かどで」です!
意味はヒントで示したように、旅や新しい生活のために家を出ることで、旅立ちを表す言葉ですね。
- 人生の首途の日を祝う
- 首途を皆で見送ろう
- 首途を祝して乾杯する
などの使い方があります。
一般には「門出」と書くことが多いため、読めなかった方も多いかも知れません。
また「首途」は「しゅと」と読むこともできます。
意味は「かどで」とほぼ同じで、物事が始まったり、新しい生活のために家を出ることです。
しかし一般には「かどで」と読むことが多いでしょう。