漢字読み講座

「勤しむ」「惚気る」「煌めく」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「勤しむ」「惚気る」「煌めく」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「勤しむ」

「勤しむ」の読み方をご存じでしょうか?

「勤める」は「つとめる」と読むため「つつしむ」と読んでしまった方がいるかも知れません。

「つつしむ」は「慎む」と書くので注意しましょう。

では「勤しむ」は何と読むか、あなたにはわかりますか?

「勤しむ」の読み方のヒントはこちら

  • ひらがなで書くと「〇〇しむ」の4文字です。
  • 一生懸命何かに励むことを言います。
  • 任せられた業務に勤しむ

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「勤しむ」の読み方!正解は!?

正解は「いそしむ」です!

「勤」という漢字には「働く」「励む」といった意味があるため、「勤(いそ)しむ」は「一生懸命働く」「何かに励む」といった意味になります。

そもそもは古語に「いそし」という言葉があり「勤勉」「まじめに勤める」といった意味を持っていました。

そこへ、意味の似た「勤」の字を用いて「勤しむ」と表記されたようです。

例文としては、

  • 受験を控え、ひたすら勉学に勤しんでいる。
  • 新しい画材を購入して日々絵画に勤しんでいるらしい。
  • 夢を叶えるため貯金に勤しんでいます。

などがあります。

2問目はこの漢字!「惚気る」

「惚気る」の読み方をご存じでしょうか?

「惚(ほ)れる」と「気」を足して「ほれける」と読んでしまうと、恥ずかしいですよ。

それでは他にどんな読み方があるのでしょう。

さて、あなたには正しく読むことができますか?

「惚気る」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇る」の4文字です。
  2. 自分の恋人や配偶者のことを得意げに話すこと
  3. お〇〇〇はそれぐらいにして…

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「惚気る」の読み方!正解は!?

正解は「〇〇〇る」です。

「のろける」「ノロケる」など、一般的にはひらがなやカタカナで表記されることが多いため、わからなかった方も多いかも知れませんね。

「惚」という漢字は通常は「のろ」とは読みません。

実は「のろけ」の語源は「鈍(のろ)い」にあると言われています。

ノロケ話をする人は相手に惚れるあまり、他の人の感情に鈍くなっているため「惚」を「のろ」と読むようになったということです。

恋人や配偶者を愛するのは素敵なことですが、惚気すぎは禁物ですね。

最後はこの漢字!「煌めく」

「煌めく」の読み方をご存じでしょうか?

火編に「皇」の字が使われていますが「こうめく」と読むのはもちろん間違いです。

一見難しい漢字ではないけれど、実は漢字検定一級レベルの難問ですよ

さて、あなたには正しく読むことができますか?

「煌めく」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇めく」の4文字。
  2. 星がまたたいているイメージを別の言葉で表現すると?
  3. 煌めくドレスで登場した彼女は、皆の視線を集めた

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「煌めく」の読み方!正解は!?

正解は「きらめく」です。

意味は言葉のイメージそのままで、キラキラと光り輝いたり人目を引いたりするような、華やかな様子を言います。

また、客などを盛んにもてなすことも「きらめく」と言ったようです。

しかし、現在ではほとんどが「きらめく星々」「きらめく衣装」「きらめく才能」などといった場合に使われています。

また「燦めく」と書いても「きらめく」と読むことができ、意味も同じです。

ABOUT ME
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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!