漢字読み講座

「彼式」って何て読むか分かりますか?「かれしき」とだけは読んではいけませんよ・・・

「彼式」って読めますか?

かれしき」としか読めない!とお思いの方も多いのではないでしょうか?

そして、どんな意味の言葉か分からないという人もいるのでは・・・?

そこで今回は、「彼式」の読み方を言葉の意味もまじえて見ていきましょう!

「彼式」の読み方のヒントは・・・?

「かれしき」とは読まないのですが、ひらがなで「〇れしき」と読みます!

1文字違いなので楽勝ですよね!?

さあ、何と読むか分かりましたか?

「彼式」の読み方の答えは・・・

正解は、「あれしき」でした!

「彼式(あれしき)」の「彼」という漢字には「男性・彼氏」のような意味合いの他に、「向こう・あれ・あの」という意味があります。

「彼岸(ひがん)」は極楽浄土、悟りを開いた悟りの境地・極楽浄土を意味していて、今世に対する「あちらの岸」という意味なんです。

「彼式」の「式」には、「軽視すべき程度である」という意味があります。

そして「彼式」とは、次のような意味をもつ言葉なんです。

  1. あのやり方。⇒(例)彼式では上手くいかないだろう。
  2. あれっぽっち。ほんのあれくらい。⇒(例)彼式のことで根を上げていてはいけない。

単に「あのやり方」というよりは、「あのやり方ではだめだ」「たったあれくらいで」というニュアンスがポイントですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!