今回のお題は「具に」「加納」「騾馬」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「具に」
「具に」の意味をご紹介しますので、少し考えてみてください。
- 細かい
- 詳しい
- 詳細
- もれなく
などの意味があります。
道具の「具」というインパクトが強くて、他の読み方が思いつかなくなってしまっているのかも知れません。
音読みはもちろん「ぐ」で合っていますが、訓読みでは違ってきます。
「具に」読み方のヒントは?
具の意味は、家具・玩具などの『そなえておく器物』という意味があります。
そのため、そなえる・そなわるを漢字で書く時にも具える・具わると書きます。
「具に」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「つぶさに」
です!
事の次第を具に報告するなど、徹底的に説明していく時などに使います。
詳しく、詳細などにも言い換えることができるので、
あまり使わない言葉かも知れません。
しかしサラッと言えるとカッコいい言葉でもあります。
一番多い言い換えは、
初めから説明していくと・・・
イチから説明すると・・・
などでしょう。
日常でも、具にという言葉を使ってみましょう。
2問目はこの漢字!「加納」
今回の難読漢字は「加納」です。
日本人の苗字でもお馴染みの「加納」さん、「かのう」の他にも読み方があるのをご存じでしょうか?
人の名前ではないとすると、音や意味からくる当て字が筆頭ですが、あなたは分かりますか?
「加納」さんじゃない「加納」、あなたは読むことが可能??
「加納」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② これは国の名前です!
ヒント③ 「加」は「か」ではなく「が」です。
「加納」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ガーナ」です!
「ガーナ」とは、西アフリカにある共和制の国で、現在はイギリス連邦の加盟国でもあります。
日本ではチョコの原料であるカカオの原産国としても有名で、「ガーナチョコレート」と「ガーナ」の名前が入っただけで何だか美味しそうに感じますね!
そんなカカオで有名な「ガーナ」ですが、他にも金やダイヤモンドも産出できるとあって、多くの国々からも注目されています。
日本との関係を見れば、お菓子の「ガーナチョコレート」はもちろんですが、野口英世が黄熱病の研究を行った地としても有名で、現在では「野口記念医学研究所」が設立されているところでもあるんですよ!
最後はこの漢字!「騾馬」
難読漢字という割には簡単じゃん!って思いませんでした!?
2文字目が「馬」なので、「ば」か「ま」と読むと想像できますよね。
さらに、1文字目は見たことない漢字ですが、右側の部分は「るい」と読めるので、
「るいば→るば→ロバ」となるはずです!
・・・と思ったそこのアナタ、残念ながら不正解です!
えー!!絶対「ロバ」と思ったのに・・・。
さすが難読漢字、一筋縄ではいきませんね。
ここは素直にヒントを見て考えてみましょう!
「騾馬」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇バ」の2文字です。
ヒント② メキシコやアンデスなどの高山地帯にいる「ロバ」の仲間です。
ヒント③ ラリルレロ、このどれかが最初の1文字目です。
「騾馬」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ラバ」です!
「ラバ」?「ロバ」とは違うの?と思った方も多いと思います。
「騾馬」とは、「馬とロバ」を掛け合わせた交雑種の動物のことです。
主に南米の高山地帯で活躍している家畜になりますが、体が丈夫で粗食にも耐え、病気などの耐性もあり、足腰が強い。まさに最強な動物ですね。
「騾馬」は、「パパがロバで、ママが馬」の場合で、「パパが馬で、ママがロバ」だと「ケッティ」と呼ばれ、「騾馬」ほどは大きくなく弱いんだとか。
やはり母は強しということでしょうかwww