今回のお題は「終焉」「入内」「菜蕗」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「終焉」
「終焉」と書いてなんと読むか分かりますか?
漢字をどこかで見たことがある、読み方を聞いたことがあると言う人も多いのではないでしょうか?
命の終わりという事ですが、終焉を迎える時に少しでも自分らしく死にたいという事で、
在宅医療や終末期ケアなど、昔よりも死に対して前向きになってきています。
さて、そんな「終焉」はなんと読むでしょうか?
「終焉」読み方のヒントは?
命の終わりだけでなく、隠居して晩年を送る事も「終焉」といいます。
老後はのどかな風景の見える所で迎えたい……なんて、ささやかな夢ですね。
命だけでなく、物事でも使います。始まりがあれば必ず終わりはあります。
盛り上がったトーナメントの終焉には結果が出ますよね。
「終わり良ければ総て良し」なんて言葉もあります。
「終焉」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です!
もうひとつヒントを出すと「〇〇〇えん」です!
さあ、もうわかりましたか?
「終焉」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「しゅうえん」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「入内」
漢字としてはすごくシンプルな「入内」。
読み方は「いりうち」とか「にゅうない」などと読めそうですね。
この「にゅうない」は、律令制度の時代の「位」を表す言葉でもあるので、「にゅうない」と読んだ人は正解です!
・・・でも、難読漢字の問題なので今回は違う読み方にチャレンジしてみましょう!
「入内」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント➁ お雛様の世界や平安時代で使われていた言葉です。
ヒント③ 某有名宇宙映画で光る剣をもつ騎士の名前に似ています。
「入内」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「じゅだい」です!
カタカナにすると、某宇宙映画の光る剣というか棒を持つマスターの名前に似ていますが・・・「入内」とは、 中宮、女御などが内裏(だいり)に入ることを表す言葉です。
他にも、外出していた皇后様が内裏に戻ってきたときにも使われますね。
私たち一般人にはあまり関係ない世界の言葉ですが、「入内」という簡単な漢字の読み方くらい読めないと恥ずかしいので、この機会に覚えてしまいましょう!
最後はこの漢字!「菜蕗」
草や野菜の「菜」に「蕗」と書くこの漢字。
2文字目の「蕗」は、「ふきのとう」の「フキ」と読みますので、もしかして「ナフキ」でしょうか。
それ以外では、なふき、なーぶき、なっぷき、なふきん・・・
唯一、それっぽいのは最後の「ナフキン」ですが、音読みによる当て字だけで意味が通じませんのでこれも不正解っぽいですね。
さあ、この「菜蕗」、あなたは読めますか?
「菜蕗」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これには2つ意味があり、一つは和楽器に関係するものです。
ヒント② もう一つは植物の名前です。
ヒント③ シンプルにそのまま「〇〇」です。
「菜蕗」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「フキ」です!
実は、「菜蕗」は、冒頭でご紹介した「フキノトウ」の「フキ」のことです。
山野や平原に生える春の山菜としてよく知られ、若い芽を早朝に採取し、そのまま天ぷらなどにすると最高に美味しい野菜ですね。
他には、お箏の業界では有名な八橋剣校が作曲した「箏の曲」としても有名で、組歌と呼ばれる代表曲でもあります。
植物の名前が和楽器の曲名に使われるのって、何だか風情があって素敵ですね。