今日の難読漢字は
「見窄らしい」
「岐」
「躑躅」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「見窄らしい」!
「見窄らしい」は、
漢字で見慣れないですが、簡単に読める言葉です。
ちなみに最初の文字は「み」!
「み〇〇らしい」この〇〇に当てはまる言葉を考えてみましょう!
さて、読めたでしょうか?
「見窄らしい」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「見窄らしい」
です!
「見窄らしい」とは、
「外見が貧相」「身なりが見苦しい」ことを表す言葉です。
意味からして悪口っぽいですね…
「見窄らしい家」
「靴下に穴が空いて見窄らしい」
など、例文からもちょっと残念な印象を与えます。
ただし「見窄らしい」は、あくまで外見に関する言葉です。
その人やものが、本当に貧しいかどうかはまた別の問題。
「見窄らしい見た目だが、年商3億の会社の社長らしい」
なんて文章にも使われますよ。
また、服や持ち物にだけ使われるわけでもないんです。
「大病で入院し、やせ細って見窄らしくなってしまった」
などの、身体表現にも使われます。
どちらにしろ、あまり良い言葉ではないので、
使う時には注意が必要。
読み方だけではなく、意味や使い所もしっかり覚えて、
スマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「岐」!
「岐」は、
「分岐点」「岐路」などに使われる漢字です。
これらの読み方は「き」なのですが、
今回の問題は訓読み。
ひらがな3文字「〇〇〇」の読み方があるんです!
さて、読めたでしょうか?
「岐」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「ちまた」
です!
「岐」とは、
「道が分かれる場所・分かれ道」を表す言葉です。
「分岐」という言葉は、まさにこの意味のままですね!
また、「町の中の道路」や「賑やかなところ」という意味もあります。
この意味が転じて「世間」や「世の中」を表す言葉にもなりました。
「ちまたの噂で聞いたのですが…」
なんて、慣用句のように使ったことはないでしょうか。
今回の問題「岐」は、この「ちまた」だったんです!
ところで、漢字が好きな方は
「ちまたといえば「巷」の漢字なんじゃないの?」
と思ったのではないでしょうか。
実はこちらも正解!
そのほか「衢」こんな難しい漢字も、
「ちまた」という読み、同じ意味で使われます。
あまりビジネス上で使うことはないかもしれませんが、
一般教養として知っておくべき「岐」。
ぜひスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「躑躅」!
「躑躅」は、
使われているどちらの漢字も漢字検定1級の漢字。
見たことも書いたこともないような漢字ですよね。
でもこの漢字が表しているのは
まちでもよく見かける、あるお花の名前なんです!!
白やピンクが華やかなお花なのですが…
さて、読めたでしょうか?
「躑躅」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「つつじ」
です!
「躑躅」とは、
「ツツジ科ツツジ属の低木の通称」を表す言葉です。
薄く柔らかなピンクや白の花弁が美しいお花で、
地域によりますが4〜6月頃に見頃を迎えます。
任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」でも低木として登場するほど、
身近な存在の植物です。
ところでお花を表す漢字なのに、
どちらも足編の漢字なのが不思議ではないですか?
実は「躑躅」は、音読みにすると「てきちょく」と読みます。
「てきちょく」とは「足を止め、ためらう」という意味の言葉。
この意味が転じて
「足を止めて見惚れてしまうくらい美しい花」という意味から
「躑躅」を「つつじ」と読むようになったのだとか!
難しく見えて風流な由来があった「躑躅」。
ぜひスマートに読めるようになりましょう!
すべて正解できた方は漢字マスター!素晴らしいです!
もし正解できなくても、これを機に学んで今後に活かしましょう!