今日の難読漢字は
「濁酒」
「粔籹」
「金鍔」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「濁酒」
「濁酒」って何て読むか分かりますか?
(にごりざけ)とも(だくしゅ)とも読みますが、
さらに違う読み方があります。
ひらがな4文字です。
”〇〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「濁酒」の読み方のヒントは?
米・米麴・水を発酵させ、もろみを濾さずにつくったお酒です。
そのため、にごった色をしています。
起源は稲作と同じくらい古く、収穫したお米を神様に捧げる儀式の際には必ずお供えしていたと言われています。
「濁酒」の読み方、正解は……
正解は……
「どぶろく」
です!
「どぶろく」と「にごり酒」は同じものだと混同しているかもしれませんが、別物です。
酒税法上ではにごり酒は「清酒」、どぶろくは「その他醸造酒」として区別されています。
違いは「ろ過しているかどうか」です。
発酵させたあとに、しっかり濾したものを清酒、粗めに濾したものをにごり酒、全く濾さないものをどぶろくと呼びます。
今、どぶろくは美肌効果がある飲み物として注目されています。
アミノ酸やコウジ酸などお肌によいと言われる成分がたっぷりと含まれています。
また、脂肪を吸収し、腸内環境を整えるといった効果もあります。
ぜひ、飲んでみてください!
2つ目は「粔籹」
「粔籹」って何て読むか分かりますか?
「米」に「巨」、「米」に「女」という漢字の読み方を知っていますか?
(きょじょ)と読んだ方は何と正解です!
ですが、今回はもう一つの読み方を当ててみてください。
お菓子の名前です。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「粔籹」の読み方のヒントは?
米や粟を蒸して乾かしたあと、炒ったものを水あめと砂糖で固めたお菓子のことです。
ひらがなで3文字です。
”雷〇〇〇”
”栗〇〇〇”
”岩〇〇〇”
何と読むか分かりましたか?
「粔籹」の読み方、正解は……
正解は……
「おこし」
です!
おこしは平安時代に遣唐使が中国から日本に持ち込んだ「唐菓子」に原型があると言われています。
その後、日本人の口に合うように徐々に改良されていき、江戸時代には、庶民が手軽につくれるお菓子として全国に広まっていきました。
近年では、おしゃれでかわいいラッピングをしたおこしも販売され、結婚式の引き菓子にも選ばれています。
その上、味も豊富になり、アーモンドや紅茶を使ったものや、イチゴ味やチョコレート味も登場しました。
食べたことがない場合は、ぜひ一度お召し上がりください!
3つ目は「金鍔」
「金鍔」って何て読むか分かりますか?
(きんがく)ではありません。
(かねがく)でもありません。
「顎」「鰐」「愕」「諤」と「咢」のつく漢字は(がく)と読むことが多いですので、「鍔」を(がく)と読んでしまいそうですが、違います。
和菓子の名前です。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「金鍔」の読み方のヒントは?
あんを平たくして四角形にしたものに、水で溶いた小麦粉の衣をつけて、鉄板などで上下両面と側面を焼いた焼き菓子です。
あずきのつぶあんを使うのが一般的ですが、あずきのこしあん・白あん・うぐいすあん・さつまいもやかぼちゃを使ったあんを使ってつくることもあります。
何と読むか分かりましたか?
「金鍔」の読み方、正解は……
正解は……
「きんつば」
です!
きんつばは、一年中楽しめる和菓子です。
- 春:あずきあんに桜の塩漬けをアクセントにした「桜きんつば」
- 初夏:さっぱりとした口当たりの「甘夏きんつば」
- 真夏:枝豆たっぷりの「ずんだきんつば」
- 冬:甘い安納芋をふんだんに使った「芋きんつば」
想像するだけでおいしそうですね!
他にも、生チョコ金鍔や、黒豆きんつば、ロイヤルミルクティーきんつばなど、沢山の種類が販売されています。
ブラックコーヒーとの相性も抜群ですので、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!