今日の難読漢字は
「蚯蚓腫れ」
「盗汗」
「目脂」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「蚯蚓腫れ」
「蚯蚓腫れ」って何て読むか分かりますか?
「蚯蚓」の読み方を知っていれば、簡単です!
「蚯蚓」は(きゅういん)とも読みますが、
(きゅういんばれ)ではありません。
ある日突然体の一部に出現します。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「蚯蚓腫れ」の読み方のヒントは?
アクセサリー・腕時計・ベルトなど、皮膚を締め付けるようなものを身に着けたあとに、赤く腫れている状態のことです。
「じんましん」の一種です。
腫れると同時に痛みやかゆみがあらわれ、辛い思いをしたことがある人もいるでしょう。
何と読むか分かりましたか?
「蚯蚓腫れ」の読み方、正解は……
正解は……
「みみずばれ」
です!
みみずばれは皮膚に圧力がかかったり、肌を掻いたりすると起こるじんましんです。
また、アレルギーが原因で起こる場合もあります。
卵・牛乳・花粉・薬・動物などのアレルゲンに触れることでかゆくなり、皮膚が赤く腫れます。
赤く腫れているのは、血管から染み出てきた水分や血しょうで一時的にむくんでいる状態です。
通常はしばらくするともとに戻ります。
もし、みみずばれができてしまったら、悪化しないうちに皮膚科に相談することをおすすめします。
2つ目は「盗汗」
「盗汗」って何て読むか分かりますか?
(ぬすみあせ)ではありません。
「盗汗」は(とうかん)とも読みますが、
ここでは、ひらがな3文字で考えてみてください。
”〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「盗汗」の読み方のヒントは?
「汗」が「盗」まれた、というより「流れ出た」と考えたほうが、
分かりやすいかもしれません。
ヒント:「いつ」盗まれたのか?
起きている間?
それとも……
何と読むか分かりましたか?
「盗汗」の読み方、正解は……
正解は……
「ねあせ」
です!
「寝汗」とも書きます。
中国伝統医学では「寝汗」と「盗汗」を区別しています。
- 寝汗:サラサラとしていて、運動後にかくような汗のこと
- 盗汗:粘っこい汗。首・胴回り・腰・股などから大量に出る汗のこと
睡眠中は体温調節するために、誰でも多少のねあせをかいています。
ただし、あまりにも汗の量が多いと、寝苦しさや睡眠の質の低下に繋がります。
大量のねあせは交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、自律神経の乱れが起こり、睡眠中の体温調節がうまくいかなくなるためと言われています。
ストレスや更年期障害、月経前症候群(PMS)が原因のときもあります。
夜中に着替えが必要だったり、起きたら枕とシーツがぐっしょりになるほど汗をかいている場合は、病院で診察を受けることをおすすめします。
3つ目は「目脂」
「目脂」って何て読むか分かりますか?
(めあぶら)ではありません。
(めし)でもありません。
「目脂」は医学用語で(がんし)とも読みますが、
ここでは、一般的な読み方を考えてみてください。
ひらがな3文字です。
”〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「目脂」の読み方のヒントは?
- ヒント①:目から出てきます。
- ヒント②:起きたときに発生しやすいものです。
- ヒント③:目のゴミをくるんで外に出す働きがあります。
何と読むか分かりましたか?
「目脂」の読み方、正解は……
正解は……
「めやに」
です!
目に細菌やウイルスなどの異物が侵入したときに、目を守るための免疫反応の一つです。
ドライアイの人の中には、めやにが異常に出てくるといった症状で悩んでいる方もいます。
パソコンを使った作業をするときや、スマートフォンを見るときは、まばたきをする回数が通常の1/3に減るそうです。
1分間に15〜20回のまばたきが必要だと言われていますが、それ以下だと目が乾いてしまいます。
ドライアイにならないためには、パソコンやスマートフォンの画面を見るときは1時間につき、10~15分の休憩をはさむとよいでしょう。また、エアコンの風が直接目に当たらないようにしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。