漢字読み講座

【見たことあるはず】「錨」って何て読む?「なえ」でも「はち」でもありません!

「錨

これ、何と読むかわかりますか?

 

漢字としては簡単なのに、いざ読み方を聞かれるとわからないかも?

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「錨」読み方のヒント!

 

「錨」は、普通の方には馴染みのないある物の名前です。

 

馴染みがないとは言っても、言葉は知っているはず!

 

ヒントとしては「船に関係のある物」なのですが…

 

さて、あなたは正しく読めるでしょうか?

 

「錨」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「いかり

です!

 

「錨」は、

「船などを水上で留めておく時に使う道具」のこと。

 

鋳鉄や鍛鋼鉄でできていて、先端はつめ状になっています。

つめが水底に食い込むことに加えて、金属の重さもあり

その場に留まる抵抗力を作り出す道具です。

 

ところで同じ「いかり」という読み方・意味で

「碇」という文字もありますよね。

 

実は、昔は「いかり」を石で作っていたため「碇」という漢字だったのです。

 

鋳鉄技術の向上や、大きな船が増えたことで、

より留まる力が大きく頑丈な金属製の「いかり」が増え、

漢字も金偏を使った「錨」になったのだそう。

 

今でも小さな舟のいかりや石製のいかりは

「碇」と書くこともありますよ。

 

読み方や由来を知ると、漢字がより身近に感じますよね!

ぜひこれを機に覚えてみてください!

 

ABOUT ME
toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!