今日の難読漢字は
「擽る」
「苟も」
「金亀子」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「擽る」です!
「擽る」と書いて、なんと読むか分かりますか?
一見難しい漢字に思えますが、誰でも一度は経験済みではないでしょうか?
子供のころ、よくやっていた遊びです。
大人になってくると、直接からだを擽るのではなく「感覚」「気持ち」を擽ることがあります。
さて、「擽る」と書いてなんと読むでしょうか?
「擽る」読み方のヒントは?
脇の下や、首、太ももの内側など敏感な場所を触ると自然に笑いが出ます。
やられたらやり返したりと、子供のころは何がおかしいのか擽りごっこで一日潰せました。
敏感な部分を擽られることで、なぜだか笑いを引き起こしてしまうという単純な遊びですね。
また、擽るには「人の心を軽く刺激して、心地良くしたり、落ち着かなくさせたりする」という意味もあり、大人になるとこちらの意味の「擽る」を使うようになります。
「虚栄心を擽る」事を覚えたり、擽られたり。
女性なら、男性に「母性本能を擽られる」なんてことも。
また、擽られたからといっても大体が一時的な物なので、すぐに目が覚めます。
「擽る」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇る」です!
さあ、もうわかりましたか?
「擽る」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「くすぐる」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「苟も」です!
「苟も」と書いて、なんと読むか分かりますか?
筍(たけのこ)や蒟蒻(こんにゃく)に似ているからといって、食べ物ではありません。
あまり自分で使う言葉ではないですが、人が使っているのを聞いたことがあると思います。
さて、「苟も」と書いてなんと読むでしょうか?
「苟も」読み方のヒントは?
「仮にも」「かりそめにも」「仮にも」「万一にも」などという意味を持つ言葉です。
人に言う時は、
「苟もリーダーがポイ捨てをしてもいいのか!」
「苟も学級委員長なら校則を破るべきではない!」
「苟も家族の一員なら後片付けはするべき!」
などと注意する時に使います。
自分で使うなら、謙遜しているように見せかけ、本当はものすごく自信がある時などに使います。
たとえば「苟も学級委員長をしている限り、ずるい行動は見逃せません!」など。
あまり耳障りのいい言葉ではないので、自分で使うのは止めておきましょう。
この「苟も」を「仮に」という言葉に置き換えてもだいたい同じ意味になります。
「苟も」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇も」です!
さあ、もうわかりましたか?
「苟も」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いやしくも」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「金亀子」です!
「金亀子」と書いて、なんと読むか分かりますか?
かなたわしは「金たわし」です。ちなみにたわしは「束子」です。
金の亀の子と書いて、「金亀子」。
さて、なんと読むでしょうか?
「金亀子」読み方のヒントは?
夏にいる昆虫の事です。
この虫は金持ちなんだそうです。
金色を帯びた緑色の、金緑色(きんりょくしょく)や鈍い赤色などで、光に向かって飛んでくる昆虫です。
財布に入れておくとお金が溜まるんだそうですよ。
「金亀子 擲つ闇の 深さかな」(〇〇〇〇〇 なげうつやみの ふかさかな)なんて高浜虚子の俳句が有名ですね。
金持ちという所で分かったかも知れませんが、童謡に出てくる虫です。
「〇〇〇〇〇は金持ちだ 金蔵建てた蔵建てた 飴屋で水飴買つて来た」
という歌詞になります。
「金亀子」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「金亀子」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こがねむし」
です!
「黄金虫」と書く方が有名ですが、ぜひ覚えておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。