今回のお題は「御強」「不憫」「統べる」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「御強」
難読漢字クイズのお時間です。
「御強」という漢字、読むことができますか?
そのまま読もうとすると「おんきょう」「おつよ」のように思うかもしれませんが、もう少し変わった読み方をします。
ヒントもお出しするので、ぜひ考えてみてください!
「御強」の読み方のヒントは?
全く想像つかないかもしれませんが、これはある「食べ物」を表す漢字です。
それを踏まえてもう一度考えてみましょう。
「強」という漢字は「きょう」「つよ(い)」のように読むのが一般的ですが、「強面(こわもて)」という単語では「こわ」と読んでいます。
それをヒントに御強、読めますか?
それでは正解の発表です。
正解は…
正解は…
おこわ
でした!
おこわとは山菜や栗などを入れて炊いたご飯や、赤飯のことを指す言葉です。
秋になると無性に食べたくなるという人もいるのではないでしょうか?
一口頬張る前に、ぜひこの漢字のことを思い出せるようにしてみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「不憫」
「不憫」と書いて、なんと読むか分かりますか?
わざわざ口に出して使う言葉ではないですが、不便な様子に見える人の事を
「不憫な人」
と思う事はあるでしょう。
実際に、不便とは思っていない人が「不憫」と言われると、
憐れみを受ける存在だったのかと思い、とても悲しい思いをしてしまいます。
同じような言葉で「蔑み」(さげすみ)がありますが、
実際は蔑みよりももっとハートフルな感じで使います。
蔑みは人の事を見下げて、自分の気持ちがスッキリするというイメージですが、
不憫は「かわいそう」という感情があり、自分ができることは手伝おうという気持ちがセットであることが多いです。
さて、「不憫」と書いて、なんと読むでしょう?
「不憫」読み方のヒントは?
昔は不憫は「不便」と書いていました。
この「不便」は(ふべん)とは読みません。
お腹を空かせた野良猫のことを不憫に思い、エサを与えた所で一時的なしのぎにしかなりません……。
もしかすると、野良猫は自由を好んで野良猫になっているのかも。
「不憫」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「不憫」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふびん」
です!
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「統べる」
漢字クイズのお時間です。
「統べる」という漢字、読むことができますか?
「統一」の「統」が入った単語ですが、もちろん「とうべる」と読むことはありません。
あなたはすんなり読むことができますか?
「統べる」の読み方のヒントは?
この言葉の意味は「全体をまとめて指揮する」です。
多くの場合、「国を統べる」という使い方をします。
この漢字は「総べる」とも書きます。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
すべる
でした!
「統治」「統括」という言葉に入っていることを考えると、この漢字の意味には納得してもらえると思います。
そしてもちろん、「滑る」と同じ使い方はできません。
同じ読みでも混同しないように漢字の表記と意味で区別しておいてください。
この「統べる」ですが、難読漢字の定番と言っても過言ではない単語です。
覚えていなかったという方はぜひこの機会にインプットしてみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!