漢字読み講座

【聞いたことあるはず!】「坩堝」って何て読む?「かんか」とは読まないですよ!

「坩堝

これ、何と読むかわかりますか?

 

社会科の勉強で聞いたことがあるはずのこの言葉。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「坩堝」読み方のヒント!

 

「坩堝」は、本来の意味から転じた意味がよく知られています。

 

もっともよく聞くのが、冒頭にも書いた社会科の勉強。

「アメリカは人種の坩堝」と言われているのですが…

 

さて、読めたでしょうか?

 

「坩堝」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「るつぼ

です!

 

「坩堝」とは、

本来「物質を強く熱するのに用いる耐熱性の容器」を表す言葉です。

 

それが転じて現代では

「種々のものが混合している状態や場所」や「混合・融合させるもののたとえ」

として使われています。

 

ヒントにも出した「アメリカは人種の坩堝」という言葉も

「さまざまな人種の人々が暮らしている国」という意味で使われています。

 

現在では「坩堝」という表現よりも

「混ざり合わずにそれぞれが存在している」という意味合いの強い

「人種のサラダボウル」という言い方が一般的になっています。

 

「坩堝」は、ほかにも「熱気に満ちあふれている状態」のたとえにも使われます。

「ライブハウスが興奮の坩堝と化した」などで使われますよ。

 

 

意味も含めて覚えておいて、スマートに読めるようになりましょう!

 

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!