今回の難読漢字クイズは…
「寝穢い」です!
そのまま素直に「ねぎたない」と読みたいところですが、あとひと捻りしてみましょう。
「寝穢い」の読み方のヒントは?
ヒント1.「寝穢い」の類義語には、「醜態」「野放図」「野卑な」などがあります。
ヒント2.「汚い」は何かが汚れていることですが「穢い(きたない)」は「けがらわしい」ことをいいます。
ヒント3.「腹を出して昼過ぎまでいびきをかいて、寝穢いなあ」のように使います。
正解は…
正解は「いぎたない」でした!
「寝穢い(いぎたない)」とは、見苦しく眠っている様子です。
例:寝室へ行かずリビングで・いびきがやかましい・通路の真ん中で・寝相が悪い・パジャマに着替えず・服を脱ぎ散らかして・酔いつぶれて・布団を蹴っ飛ばして
ただ深く眠っているだけでなく、みっともない様子をいいますから、赤ちゃんがぐっすり眠っているのは「寝穢い」とはいいません。
「いぎたない」のよくある間違い
「寝穢い」と同じ読みで「居ぎたない(いぎたない)」と書くケースがありますが、日本語としては間違いです。
「ガツガツ食べて居ぎたない」「物欲しそうで居ぎたない」など、ニュアンスは伝わりますが、あくまでも造語だということは知っておきましょう。