今日の難読漢字は
「晩霜」
「斑霧」
「日照雨」
以上、3問です!
さあ、挑戦してみてください。
目次
1つ目は「晩霜」
「晩霜」って何て読むか分かりますか?
(くれしも)ではありません。
(ばんしも)でもありません。
(ばんそう)とも読みますが、「晩い」と書いて何て読むかを知っていれば簡単です。
ひらがな4文字です。
”〇〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「晩霜」の読み方のヒントは?
晩春から初夏にかけて降りる霜のことです。
秋に発生する霜は「早霜」(はやじも)と言います。
その反対のことばです。
何と読むか分かりましたか?
「晩霜」の読み方、正解は……
正解は……
「おそじも」
です!
実は冬は霜の被害があまりありません。
冬の温度は0℃以下になることも多く、植物が育っていないためです。
花芽が開花していないときは植物は気温の低さに耐えることができます。
しかし、いったん花が咲いたり、芽が出てしまうと寒さに耐えることができません。
花が咲いたり、芽が出始める季節に霜が降りると植物がダメージを受けてしまいます。
遅霜が発生しやすい条件は以下の3つです。
- 夜晴れていて雲がない
- 空気が乾燥している
- 風が弱い
特に、山に囲まれた盆地や防風林の近くなど風の通りがなく、冷たい空気が溜まりやすい場所に発生することが多いです。
「遅霜」とも書きますよ!
2つ目は「斑霧」
「斑霧」って何て読むか分かりますか?
(はんぎり)ではありません。
(まだらぎり)でもありません。
ひらがな4文字です。
”〇〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「斑霧」の読み方のヒントは?
「斑」の読み方が分かれば簡単です!
(はん)(まだら)(ぶち)以外の読み方があります。
「色が濃かったり薄かったりする様子や物が厚かったり薄かったりして統一されていないさま」や「物事がそろわないこと」を表すことばです。
何と読むか分かりましたか?
「斑霧」の読み方、正解は……
正解は……
「むらぎり」
です!
むらになって立つ霧のことを「斑霧」と言います。
「霧」とは、空気中に含み切れなくなった水蒸気が小さな水滴となってでできたもので、この水滴が光を吸収したり散乱させたりするので視界が白っぽくなってしまう現象を表します。
視程(見通せる距離)が1㎞未満の場合に「霧」と呼び、それ以上になると「靄」(もや)といいます。
霧が晴れるように、何かに悩んでいたとしてもすっきりと解決できるようにしたいものですね!
心の霧を晴らして生きていきましょう!
3つ目は「日照雨」
「日照雨」って何て読むか分かりますか?
(にっしょうう)ではありません。
(ひでりあめ)とも読みますが、今回はひらがな3文字の読み方を考えてください。
”〇〇〇”
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「斑霧」の読み方のヒントは?
- ヒント①:夏から初夏にかけての現象です
- ヒント②:日が差しているのに雨が降ることを言います
- ヒント③:天気雨、狐の嫁入りとも表現します
- ヒント④:秋の季語です
何と読むか分かりましたか?
「日照雨」の読み方、正解は……
正解は……
「そばえ」
です!
そばえの語源は「戯える」(そばえる)です。
日が照っていたのに、空がふざけて雨を降らしている様子からその名が使われるようになりました。
似たような意味で「片時雨」(かたしぐれ)がありますが、これは冬の季語です。。
雨が降るとどのように感じますか?
気分が下がってしまうかもしれません。
しかし、雨は本来神様からの祝福であり「恵みの雨」ともいい、縁起が良いものです。
また、天気雨が降ると太陽の反対方向に虹が出やすくなります。
虹を見つけたら、わくわくする気持ちになれますよね!心も晴れます!
最後までお読みいただきありがとうございました。