今回のお題は「樅」「暖簾」「紅玉」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「樅」
「樅」という漢字、木へんに「従」のような字を書きますが、よく見ると斜めになっていたりして、「従」ではないようです。
普段見かけない字だと思ったら、やっぱり漢字検定1級の超難問。
それに、一文字だし漢字自体に意味が見出せないので推測が難しいですね。
ここはヒントを頼りに何と読むのか考えていきましょう!
「樅」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① この字は、「鐘や大鼓を打ち鳴らす」という「つく」とも読みます。
ヒント➁ 樹木の名前で「〇〇」です。
ヒント③ これがないとクリスマスは始まりません!
「樅」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「もみ」です!
「もみ」といえば、クリスマスに飾る「もみの木」。
一般的には「もみ」と平仮名で表記されるので、漢字自体はあまり知られていませんが、漢字を良く見ると「木を絵に書いたような形」をしているのが面白いですね。
もみは、マツ科に属する樹木で、日本でも北は秋田県、南は屋久島までその分布がみられるほど広範囲に自生しています。
自然のものは、きれいな三角形の形はしていませんが、やっぱりその葉っぱや姿形を見ると「ザ・クリスマスツリー」な「樅」です。
2問目はこの漢字!「暖簾」
今回の「暖簾」という漢字、見るからに「暖かい」何かの感じがしますね。
コタツ、暖房、毛布、電気カーペット・・・
冬の寒い部屋を暖かくしてくれる何かの暖房器具だと思えてきますが、実は直接「暖かい」と感じるものではありません。
ヒントといえば、ひと昔前の台所にはどこの家もこれを付けていたアレです!
「暖簾」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント➁ ラーメン屋さん、居酒屋さん、焼き鳥屋さんの入口にあります!
ヒント③ 「やってる?」って言いながらくぐるものと言えば!
「暖簾」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「のれん」です!
「暖簾」とは、昔からあるお店や飲食店などの入口に吊り下げられた布のことです。
通常は、縁起が良いように奇数枚の布の上部を縫ってつなげ、その下はそのまま垂れ下げて使います。
「暖簾」の字が示すように、用途としては外気をシャットアウトして室内の気温を保つために使われてきました。
現在では、エアコンが一般的になったので「暖簾」としての用途はあまり意味をなさなくなってきましたが、でも、やっぱり「やってる?」と言いながらくぐりたいのは人間の性ですね!
最後はこの漢字!「紅玉」
「紅玉」と書いて、なんと読むか分かりますか?
リンゴの種類のひとつに「紅玉」がありますが、ここではリンゴ以外の読み方をします。
紅い玉という、そのままのイメージで正解です!
でも(べにだま)ではありません。
さて、「紅玉」と書いてなんと読むでしょうか?
「紅玉」読み方のヒントは?
- 赤いもので間違いありません。
- 食べ物ではありません。
- 硬い物です。
さて、何の事でしょう?
「紅玉」読み方のもうひとつのヒントは?
ピンと来ない人にさらにヒントです!
赤い宝石の事です。
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
さらにヒントをいうと、カタカナが入ります!
昔流行った曲に「〇〇〇の指輪」という歌があり、「誕生石なら〇〇〇なの」という歌詞があります。
英語で書くと「Ruby」です。
グッと大人の雰囲気のする宝石ですね。
さあ、もうわかりましたか?
「紅玉」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ルビー」
です!
ルビーは7月の誕生石です。
ぜひ、覚えておきましょう。