今回のお題は「犇めく」「水鶏」「全う」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「犇めく」
牛がたくさんいるように見える漢字「犇」。
あちこちからモーモーと声が聞こえてきそうですね。
さぁ、何と読むのでしょうか?
「犇めく」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇めく」 〇は2文字。通常は平仮名で表記します。
ヒント➁ 動物に限らず、何かがたくさんいて混雑している様子を表す言葉です。
ヒント③ 「うごめく」ではありません。
満員電車の中をイメージしてみましょう。
「犇めく」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ひしめく」です!
混雑していて、もぞもぞと動いているような意味があります。
牛が3つもあることから、この漢字の由来は「多くの牛が驚いて一斉に走り出す様子」を表したものです。
また、サラリーマンで溢れかえった朝夕の満員電車の中の様子も「犇めいて」いますね。
牛のように身体が大きい人が集まると、さらに「犇めいて」ぎゅうぎゅうになります。
牛だけに。
2問目はこの漢字!「水鶏」
シンプルに「水と鶏」と書く「水鶏」。
どこからどうみても、水辺や沼地などに生息している鳥という感じがしますね。
でも、あえて「水鳥」と表記しないところに何かヒントがあるのかもしれません。
意味やイメージは分かるのに、読めそうで読めないこの漢字、いったい何と読むのでしょうか?
「水鶏」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 沖縄のある島にしか生息しない鳥の名前にも入っています。
ヒント② 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント③ 忍者が使う武器はクナイですが、これと名前が似ています!
「水鶏」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「クイナ」です!
沖縄にいる「ヤンバルクイナ」の名称でもおなじみ、「クイナ」とは鳥なのに飛べない鳥、または苦手な鳥の総称です。
字のごとく、湿原や沼地に生息している個体が多く、飛んで遠くに行けないため生息範囲は限られていることが多く、また、人間や動物から食用のため捕獲対象となることなどもあって、絶滅に瀕している個体も多いのが特徴です。
世界中にいる「水鶏」が、これからもずっと生き続けられる地球環境を維持したいものですね!
最後はこの漢字!「全う」
「全う」と書いてなんと読むかわかりますか?
“すべて”というイメージで合ってます!
さて、「全う」と書いてなんと読むでしょうか?
「全う」読み方のヒントは?
完全に、欠けることなく。
欠点なく完璧にという意味があります。
任務を全うするなど言いますよね。
簡単そうであり、これがなかなか難しいです。
しかしその分やり遂げた時の達成感は格別でしょう!
少しヒントを言いすぎましたかね?
「全う」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇う」です。
さあ、もうわかりましたか?
「全う」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「まっとう」
です!
何でも、やり方としては全うなやり方が一番長く続くと言われています。
全うは、まじめとか、まともという意味合いでも使われます。
ずるしたり手抜きしたい気持ちを押さえて、
すべてを全うすると、いい訳の無い人生が送れるのかもしれませんね。
仕事も人生もそつなく全うしたいものです。
ぜひ、覚えておきましょう。