今回の難読漢字は「左手」「吹聴」「兀兀」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「左手」
これはずばり「ひだりて」。
もちろん間違いではないのですが、ここは難読漢字の問題なので、もう少し頭を柔らかくして考えみましょう!
現代ではあまり使わない読み方なので、分からない方も多いと思いますが、弓道をたしなむ人なら分かるかも??
ヒントを参考に、「左手」の読み方を考えていきましょう!
「左手」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これは弓道用語です。
ヒント➁ 「〇〇で」の3文字です。
ヒント③ 弓を持つから・・・。
「左手」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゆんで」です!
昔の武士が持っていた弓。弓を持つ方の手は「左手」であることから、「弓の手→ゆみで→ゆんで」となったようです。
そのため、「ゆんで」は「弓手」と表記することもあります。
では、せっかくなので矢を持つ方の手の読み方もご紹介しましょう!
「左手」に対するものなので、漢字は「右手」と書き、「めて」と読みます。
これは、「矢手」ではなく、馬の手綱をもつ「馬手」と表記することが多いようです。
左利きの人を「サウスポー」なんて呼んだりしますが、次回からは「ゆんで」と言ってみたら友人の興味をそそるかもしれませんね!
2問目はこの漢字!「吹聴」
「吹聴」を読むときに、よく(すいちょう)と読む人がいますが、
実は間違いです!
「吹田市」や「吹奏楽」などが、(すい)と読むので、
間違ったまま覚えている人も。
では、「吹聴」の正しい読み方を知っていますか?
「吹聴」読み方のヒントは?
難しく考えなくて大丈夫です。
「吹く」と「聴く」の組み合わせです。
吹くはそのまま、聴くは(きく)以外になんと読むのかを考えましょう。
最大のヒントは、「補聴器」です!
「吹聴」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
もうわかりましたか?
「吹聴」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「ふいちょう」
です!
根拠のない事を言いふらしたりする事や
自分の自慢話を多くの人に言いふらすことを、
吹聴と言います。
おしゃべりな人や、自分のことを過大評価して人に吹聴したりする人って
どこにでもいますよね。
何事も、両方の言い分を聞き、
自分なりに判断できる人でありたいものです。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後はこの漢字!「兀兀」
「兀兀」という漢字を見て、円周率の「π」がふたつ!?
と思った人は間違いです!
あくまでも漢字クイズなので、(ぱい)ではありません。
漢字のイメージとしては、童話アリとキリギリスの「アリ」のことです。
子どものころから兀兀と勉強するタイプであれば、試験前に焦ることもなかったと後悔することもありますね。
女子に多い「兀兀タイプ」です!
さて、「兀兀」と書いてなんと読むでしょうか?
「兀兀」読み方のヒントは?
地味でも真面目に、少しづつでも確実に物事を積み重ねて行く様子の事をいいます。
粘り強く兀兀と積み重ねているのが、やっぱり何事にも強いです。
兀兀勉強しているのも、兀兀貯金しているのも、自分のためにどれだけ継続して努力ができるかという事にかかっています。
何から取り掛かればいいのか分からない時も、できることから兀兀としていくのがおすすめですね。
「兀兀」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です!
さあ、もうわかりましたか?
「兀兀」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「こつこつ」
です!
今日も兀兀頑張りましょう!