漢字読み講座

「傘寿」って読めますか?恥ずかしいから「かさことぶき」とだけは読まないでくださいね!

「傘寿」・・・あまり見慣れない言葉ではないでしょうか?

「傘(かさ)」と「寿(ことぶき)」。

だけど「かさことぶき」と読むのは不正解なんです。

別々にだったら読める漢字なのに、「傘寿」となったら読めない・・・

何と読むのか、さっそく見ていきましょう!

「傘寿」の読み方のヒントは・・・?

「傘寿」という言葉は、長寿祝いで使われる言葉の1つです。

60歳の「還暦(かんれき)」をはじめとして、70歳の「古希(こき)」や77歳の「喜寿(きじゅ)」など、節目の年に呼び名が付けられているのはご存知ですよね。

この「傘寿」の「寿」も、「喜寿(きじゅ)」と同じく「じゅ」と読みます。

読み方はひらがなで「〇〇じゅ」の4文字ですよ!

考えてみましょう。

「傘寿」の読み方の答えは・・・

正解は、「さんじゅ」でした!

「傘寿(さんじゅ)」は「八十寿(やそじゅ)」とも言って、80歳をお祝いする節目の事を指す言葉です。

80歳のお祝いだから「八十寿」は分かるけど、なぜ「傘」・・・?

と思った方も多いのではないでしょうか。

それは、「傘」の略字にヒントがあります。

「傘」の略字は「仐」。

この「仐」という字を縦に読むと「八十」になりますよね。

なので80歳のお祝いの節目が「傘寿(さんじゅ)」なのです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!