漢字読み講座

【漢字はおなじみ】「下種」って何て読む?「したたね」も「かしゅ」も不正解です!

「下種

これ、何と読むかわかりますか?

 

どちらの漢字もよく使いますが、

組み合わせると読み方がわからないかも…

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「下種」読み方のヒント!

 

「下種」は、同じ読み方・同じ意味で別の漢字が当てられることもあります。

 

「下衆」や「下司」がそうなのですが、

読み方はわかるでしょうか?

 

もちろん「したたね」や「かしゅ」ではありません!

 

さて、読めたでしょうか?

 

「下種」の読み方、正解は…

気になる正解は…

 

 

 

 

「げす

です!

 

「下種」は、

「心が卑しく、下劣なこと、もしくはそういう人」のことを表す言葉です。

 

「お前はいつもお金のことばかり考えて下種だなあ」

のように使います。

 

悪口や非難の言葉として「ゲスい」と使うことがありますが、

この「ゲス」を漢字にすると「下種」や「下衆」と書くのです。

 

「身分が非常に低い人のこと」を指す場合もありますが、

こちらは近代以前の小説などに使われることが多く、

普段の会話で使うことは少ない意味です。

 

ちなみに「げしゅ」と読んでしまうと仏教用語となり

「仏への信仰の種を人々に植え付ける」という意味なのだとか。

 

漢字で書くことは少ないにしろ「ゲス」は聞く言葉。

漢字もしっかり覚えて、スマートに読めるようになりましょう!

 

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toi
コーヒーと文房具とディズニーをこよなく愛するライター。 漢字検定2級を取得しています!