漢字読み講座

「悍婦」って何て読む?(そうふ)ではありません!

「悍婦」って何て読むか分かりますか?

(そうふ)ではありません。

 

「悍」を読むことができますか?

 

「婦」という漢字がありますので、なんとなく女性を意味することばなのではないだろうか、と思ったあなたは鋭いですね!

 

女性の性格を表すことばです。

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

 

「悍婦」の読み方のヒントは?

「悍婦」の意味は、勝ち気な女性を意味します。

 

「悍」は荒々しい、猛々しいといった意味です。

 

「悍い」と書くときは「気性が悍い」(きしょうがあらい)と読みます。

 

何と読むか分かりましたか?

「悍婦」の読み方、正解は……

正解は……

 

「かんぷ」

 

です!

訓読みにすると「悍ましい」(おぞましい)と読みます。

 

古語で「悍し」(おぞし)ということばが使われていました。

 

おぞしには3つの意味があります。

  1. 恐ろしい・怖い
  2. 勝ち気・強情
  3. ずるい

 

現在の「悍ましい」は勝ち気やずるいなどの意味ではあまり使われず、恐ろしいという意味が転じ「嫌な感じがする」という意味で使われます。

 

「悍婦」の「悍」には勝ち気・強情などの意味が残り、勝ち気な女性という意味で使われています。

強気な女性はかっこいいですよね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ABOUT ME
yama-sa
佐賀県在住の佐賀をこよなく愛するライターです。