今日の難読漢字3文字は、
「傘寿」
「闘拳」
「囀る」
の3文字です。
難問ぞろいですが、全問正解目指しましょう!
目次
難読漢字、第一問目は「傘寿」です!
「傘寿」・・・あまり見慣れない言葉ではないでしょうか?
「傘(かさ)」と「寿(ことぶき)」。
だけど「かさことぶき」と読むのは不正解なんです。
別々にだったら読める漢字なのに、「傘寿」となったら読めない・・・
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「傘寿」の読み方のヒントは・・・?
「傘寿」という言葉は、長寿祝いで使われる言葉の1つです。
60歳の「還暦(かんれき)」をはじめとして、70歳の「古希(こき)」や77歳の「喜寿(きじゅ)」など、節目の年に呼び名が付けられているのはご存知ですよね。
この「傘寿」の「寿」も、「喜寿(きじゅ)」と同じく「じゅ」と読みます。
読み方はひらがなで「〇〇じゅ」の4文字ですよ!
考えてみましょう。
「傘寿」の読み方の答えは・・・
正解は、「さんじゅ」でした!
「傘寿(さんじゅ)」は「八十寿(やそじゅ)」とも言って、80歳をお祝いする節目の事を指す言葉です。
80歳のお祝いだから「八十寿」は分かるけど、なぜ「傘」・・・?
と思った方も多いのではないでしょうか。
それは、「傘」の略字にヒントがあります。
「傘」の略字は「仐」。
この「仐」という字を縦に読むと「八十」になりますよね。
なので80歳のお祝いの節目が「傘寿(さんじゅ)」なのです。
難読漢字第二問目は、「拳闘」です!
サッカーやバスケットボール、テニスにバレーボール・・・
海外発祥のスポーツは日本ではカタカナ表記で表しますが、実は漢字で表す和名もつけられているんですよ。
例えば、サッカーは「蹴球(しゅうきゅう)」。
バスケットボールは「籠球(ろうきゅう)」。
テニスは「庭球(ていきゅう)」。
バレーボールは「排球(はいきゅう)」です。
それでは肝心の「拳闘」はどんなスポーツの和名なのでしょうか?
「拳闘」の読み方のヒントは・・・?
「拳闘」の読み方は、実は難読ではないかも・・・!?
ひねることなく、ひらがなで「け〇と〇」の4文字です。
問題なのは、何のスポーツの和名なのかということです。
「球を蹴る」で「蹴球」がサッカー、「籠に球を入れる」で「籠球」がバスケットボール・・・と考えると、漢字がどんなスポーツなのかを表しているようですね。
それでは「拳(こぶし)で闘う」スポーツとは・・・
もう、分かりましたよね?
「拳闘」の読み方の答えは・・・
正解は、「けんとう・ボクシング」でした!
「拳闘(けんとう)」の文字の通り、拳で闘うスポーツですもんね。
ちなみに「拳闘」と1文字違いの「闘球」と書くスポーツもあります。
「球で闘う」・・・そうです、ラグビーです!
色々なスポーツの和名を調べてみたら、面白いかもしれませんね。
難読漢字、最終問題は「囀る」です!
「囀る」・・・画数が多くて、読み方も想像がつかない漢字ではないでしょうか?
でもよく見てみると、「囀」という漢字は「口+車+専」に分解できますね。
だからって「いくるませんる」とは・・・読みません。
何と読むのか、さっそく見ていきましょう!
「囀る」の読み方のヒントは・・・?
「くちへん」の漢字なので、口に関係する言葉のようですね。
しゃべる?うなる?
でもしゃべるは「喋る」、うなるは「唸る」という別の漢字で表します。
そこでヒント!
「囀る」はずばり、鳥の鳴き声を表す漢字なんです!
読み方はひらがなで「〇〇〇る」の4文字ですよ。
「囀る」の読み方の答えは・・・
正解は、「さえずる」でした!
「囀」という漢字は、「くちへん」と「轉」という漢字からできています。
「轉」は「轉る(ころがる)・轉す(ころがす)」という意味がある言葉。
玉が転がるようにコロコロと軽やかに続けて鳴くイメージなのでしょう。
ちなみに「囀る」という言葉は、小鳥にしか使われないのはご存知でしょうか?
大きな鳥には使わない言葉なので注意しましょう。
またしきりに鳴いている様子から、次のようなシチュエーションの時にも「囀る」が使われます。
- 早口で口数多くしゃべる人を軽蔑している時
- 地方の人の訛りや外国人のしゃべっていることが分からない時
確かに、無邪気に囀る小鳥は可愛いですが、ぺちゃくちゃ囀り続ける人には辟易してしまいますよね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!