「悖る」は、日常生活で使うことは少ない言葉です。
使われるシーンは、政治や法律・倫理関係が大部分です。
なので、読み方も分からない、見たこともない漢字だという人も多いのではないでしょうか?
だからこそ、読めたらかなりカッコいい!
一目置かれること間違いありませんよ。
さっそく見ていきましょう!
「悖る」の読み方のヒントは・・・?
それでは、「悖る」の意味や例文をヒントにしましょう。
- 背く。
- 反する。
- 歪める。
「悖る」には上記のような意味があります。
そして、
「人道に悖る」
「道理に悖る」
のように使われます。
人のあるべき姿・行うべき行動から外れたり、常識的な概念を歪ませた行いをしたりした時に使われるんですね。
読み方は、ひらがなで「〇〇る」の3文字ですよ!
「悖る」の読み方の答えは・・・
正解は、「もとる」でした!
「悖る(もとる)」の語源は、何と「戻る(もどる)」なんですって!
道理や人道に反するという意味の「悖る」と「戻る」は、何の関係も無さそうですよね。
ところが「戻る」には、「人の心の自然な流れに反する」という意味もあるんです。
人としての自然な心情や行動に反した行いをするという意味で、「戻る」が語源となって「悖る」が誕生したわけです。
「悖る(もとる)」の読み方、ぜひ覚えておきましょう!