「松籟」って、なんて読むのでしょう?
「松(まつ)」は読めるので・・・「まつたけ」?「まつやに」?
残念ながらどれも違います!
ただ、松の木の様子を表す、風情ある言葉なんですよ。
何と読むのかさっそく見ていきましょう!
「松籟」の読み方のヒントは・・・?
それではヒントです!
- 「松籟」の意味は、「松林を吹き抜ける風の音」という意味の言葉です。
- 同じ意味に「松濤」があります。
- 読み方は、「しょう〇〇」の5文字です。
何と読むか、分かりましたか?
「松籟」の読み方の答えは・・・
正解は、「しょうらい」でした!
「松籟(しょうらい)」の「籟(らい)」には「風がものに当たって発する音」という意味があり、「松」の「籟」で「松林を吹き抜ける風の音」という意味になるというわけです。
また、松林を吹き抜ける風の音に似ていることから、茶の湯で茶釜の湯が煮えたぎる音の事も「松籟」というんですよ。
全く異なる音ですが、本当に似ているのか聞いてみたくなりますね。
太宰治著の『風の便り』にも「深夜の松籟は、浪の響きに似ています。」という一文があるんですよ。
また、松籟と同じ意味で「松濤(しょうとう)」という言葉もあります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!