「樏」は、昔ながら日本で使われてきた民具の1つです。
現在では普段使いしている人はほぼいないと思いますが・・・
皆さんも知っている民具ですよ!
何と読む民具なのか、さっそく見ていきましょう。
「樏」・・・の読み方のヒントは・・・?
それでは、「樏」がどのように使う民具なのかを紹介していきましょう。
- 不安定な地面を歩くための道具
- 豪雪地帯で雪に足が埋もれずに歩くために多く使われてきた道具
- 忍者が水の上を歩くために使っていたと言われる「水蜘蛛」に似ている道具
雪の上を歩くための道具と言えば・・・分かりましたよね?
「樏」の読み方の答えは・・・
正解は、「かんじき」でした!
「樏(かんじき)」は、何と縄文時代の遺跡からも出土された歴史の古い民具なのです。
田んぼの泥に足が埋もれないようにする「板樏(いたかんじき)」や雪上で使う「輪樏(わかんじき」、氷上を歩くために鉄でできた「鉄樏(てつかんじき)」など、さまざまな種類があります。
現代ではかんじきを普段使いすることはほぼないですが、現代版の「樏」と言われるのが「スノーシュー」です。
「樏」も「スノーシュー」も、スキー場などの雪山でアクティビティとして楽しまれていますよね。
ちなみに「樏(かんじき)」と同じ意味で読み方も同じ「かんじき」の漢字には「橇」「檋」「梮」の3つがあります。
どれも難しくて読めない漢字ですよね・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございました!