「御玉杓子」・・・何だか高貴な方のフルネームにも見えなくもないこの漢字。
どこか仰々しい雰囲気も漂う4文字ですが、実はとっても可愛い姿のある生き物を表しているんです!
何と読むのか、さっそく見ていきましょう。
「御玉杓子」の読み方のヒントは・・・?
それではさっそくヒントです!
- 春になると田んぼや池に現われる、黒くて小さな生物です。
- 大きくなると、手や足が生えて来て・・・
- 陸に上がっても生活できるようになります。
そうです!ひらがなで「〇〇〇〇〇〇〇」の7文字の生き物です。
もう、わかりましたよね?
「御玉杓子」の読み方の答えは・・・?
正解は、「おたまじゃくし」でした!
何故カエルの幼生を「御玉杓子(おたまじゃくし)」と呼ぶのか、由来についてお話します。
汁物をすくう「おたま」、実は「御玉杓子」という杓子(しゃくし)の1種なんです。
つまり普段「おたま」と読んでいる道具は、「御玉杓子(おたまじゃくし)」の略語なのです。
カエルの幼生のことを「御玉杓子」と呼ぶようになったのは、形が「おたま」とそっくりだったからだそう。
確かに丸くて細い柄がしっぽに見えて、そっくりですよね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!