今日の難読漢字は
「実子」
「虫唾」
「雲森林」
の3つです。
さて、なんと読むか分かりますか?
目次
まず最初の難読漢字は「実子」です!
「実子」と書いて、なんと読むか分かりますか?
名前の(みこ)ちゃんでもありませんし、(じつご)とも読みません。
でも、本当の子どもというイメージで合っています!
さて「実子」と書いてなんと読むでしょうか?
「実子」読み方のヒントは?
血のつながりのある子どもの事を「実子」といいます。
「じゃあやっぱり(じつご)って読むんじゃない?」
と思った方は、そのまま(じつご)と口に出してしまうと少し恥ずかしいです。
ほとんどの人が、何の疑問も持たずに親子関係を築いていますが、親が死んで相続の時に「実子」というのは大きなポイントとなります。
あんまり普段は関りが無い言葉ですが、間違って読むことの無いように注意しておきましょう。
さて、読み方ですが(みこ)でも(じつご)でもないとすれば、なんと読むでしょうか?
「実子」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
もうひとついうと「〇〇し」です!
「実子」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「じっし」
です!
なお、親の再婚などで特別養子縁組をしていれば、相続の時に実子と同じだけもらえます。
ぜひ、覚えておきましょう。
次の難読漢字は「虫唾」です!
「虫唾」と書いて、なんと読むか分かりますか?
よく似ている、ちゅうすいえん(盲腸)は、「虫垂炎」と書きます。
「虫唾」の「唾」は、垂れるの漢字の左側に「口」が付いています。なので意味も違ってきます。
「虫唾」は誰でも一度は身を持って味わった事のある、アレのことです。
よく使われている言葉ですが、意味はあまり知られてないかも知れません。
さて、「虫唾」と書いてなんと読むでしょうか?
「虫唾」読み方のヒントは?
胃の調子が悪くてもどしてしまう時などに、胃から口に逆流してくる、あの酸っぱい液のことを「虫唾」といいます。
胃液と言ってもいいのですが、あの酸っぱすぎる液は、単に胃液というよりももっと不快なイメージです。
なので、とても不快で、吐き気がするほど嫌なことを例える時に
「虫唾が走るほど嫌い」
などと言ったりします。
吐き気を覚えるほど相手に不満があるという事なので、かなりの不快感ですね!
他にも生理的に受け付けない時に、
「見ただけで虫唾が走る」
など。
女子にありがちな悪口ですが、悪口としては最上級の部類に入ると思います……。
「虫唾」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「虫唾」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「むしず」
です!
嫌すぎてぞっとするという意味で使う時の言葉は「肌が粟立つ」ですかね。
虫唾が走るとは少し違います。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後の難読漢字は「雲森林」です!
「雲霧林」と書いて、なんと読むか分かりますか?
イメージとしては、雲の中の森林という感じでしょうか?
そのイメージで合っていますよ!
さて、「雲霧林」と書いて、なんと読むでしょうか?
「雲霧林」読み方のヒントは?
「雲霧林」とは、熱帯・亜熱帯地域の山地で湿度の高い場所にある森林の事です。
湿度が高いので、霧の中にあるような森林なのですが、下から見上げると雲に見えることから「雲霧林」と付いたのだそうです。
また、絶えず霧に包まれているので、苔も沢山生えており、まるで異空間のようです。
日本で言うなら屋久島で見られるような、あの神秘的な風景の事です。
海外ではニューギニア、ボルネオなどに広範囲の「雲霧林」が見られます。
霧に包まれた雲の中の森林なんて、死ぬまでに見てみたい景色のひとつですね!
さて、読み方ですが(くもきりばやし)ではありません。
「雲霧林」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「雲霧林」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「うんむりん」
です!
霧に包まれた苔生す景色を見ると、神聖な気持ちになれますね。
ぜひ、覚えておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!