今回は「許嫁」「逸る」「紙縒」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「許嫁」
最近ではあまり耳にしない言葉ですが、一昔前にはよく耳にしていた言葉かも知れません。
少女漫画にどっぷりはまっていたという女性は、一発で読める漢字かも知れません。
しかし普通に暮らしていると、滅多には使わない言葉だと思います。
さあ許嫁はなんと読む?
「許嫁」読み方のヒントは?
そもそも許される嫁と書くからには、親が決めるものですよね。
昔は親が許さない限り結婚できなかったという時代もありました。
結婚に対して親が出てくるところだからこそ、「許嫁」という言葉ができたのでしょう。
読み方には「ゆるす」も「よめ」も全く関係のないひらがなが入ります。
「許嫁」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇〇」です。
もっと言うと「〇〇な〇〇」です。
もうわかりましたか?
「許嫁」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「いいなずけ」
です!
当人以外が結婚を決定するという意味合いで使われています。
自由結婚の今では考えられないかも知れませんが、
漫画などでは〝ありえないからこそ憧れを抱く”という設定が盛り上がる要素となって使われています。
2問目はこの漢字!「逸る」
「逸る」の読み方をご存じでしょうか?
「そる」「はぐる」以外の読み方でお答えくださいね。
「逸る」という漢字には3つの読み方がありますが、読み方を間違えると全く違った意味になってしまいます。
さて、上記以外の読み方があなたにはわかりますか?
「逸る」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇る」の3文字です
- 気持ちが焦ったり、勇み立つ様子をいいます
- 「逸る気持ちが抑えきれない」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「逸る」の読み方!正解は!?
正解は「はやる」です!
冒頭でお伝えしたように「逸る」には3つの読み方があり、それぞれ意味が異なります。
- はやる:気持ちが焦ったり、勇み立つこと
- そる(それる):話が他にそれる、思わぬ方向へ向かう
- はぐる:覆うものを取り去って下のものを表す
3番は少しわかりにくいかも知れませんね。
本のページをめくることを「ページをはぐる」、布団をめくることを「布団をはぐる」などといいます。
読み方を間違えると意味が通じなくなるので、注意しましょう。
最後はこの漢字!「紙縒」
字のとおりに想像すると、「紙を縒る(よる)」なので、ねじねじするイメージでしょうか。
子どもの頃、画用紙や厚紙でクルクル丸めて剣みたいにして遊んでいる男の子たちがいましたが、あれって意外に固くて刺さると痛いんですよねwww
そんな「紙縒」ですが、正解はもう少し柔らかいイメージになります。
「紙をクルクルする」のは間違いありませんが、どこに刺すかがポイントですよ!
「紙縒」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② これを使うとクシャミが出しやすい!
ヒント③ ティッシュで作るのが主流です。
「紙縒」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「こより」です!
そのまま漢字2文字で「紙縒」とも表記しますし、「紙縒り」と送り仮名がついても大丈夫です。
「紙縒」とは、ティッシュなどをくるくる丸めて棒状にして、細かい部分や鼻の中を掃除したり、芸人さんのように鼻の中をコショコショしてクシャミを出すときに使うものです。
本来は「縒る」という字のとおり、紙を使って「紐(ひも)」を作るときなどの言葉として使われていましたが、現在では「紙縒=ティッシュをクルクル=鼻の穴に突っ込む!」という図式が成り立っていますwww