今回の難読漢字は「方舟」「秋沙」「砥石」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「方舟」
「方舟」ってなんて読むか分かりますか?
方向の「方」に「舟」という、
なじみのある漢字ふたつがくっついて「方舟」です。
もちろん(ほうぶね)ではありません。
伝説の乗り物としても使われていました。
「方舟」読み方のヒントは?
四角の形をした舟の事の事を指し、
聖書にも出てくる、あの有名な舟のことです。
つがいの動物たちや、ノアの言う事を信じた息子夫婦が
大洪水を免れるために乗り込んだ舟の事を
ノアの方舟と呼んでいます。
「方舟」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
ちなみに、箱舟、箱船と書いても正解です!
さあ、もうわかりましたか?
「方舟」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「はこぶね」
です!
また、箱型の容器の事も方舟と言います。
未来に残したい大切な物だけを、方舟に乗せることができるとすれば何を乗せますか?
魚は泳ぎ、鳥は飛ぶとしても、あまり大きい動物は乗せられないかもしれませんね。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「秋沙」
日本人の女性の名前って、響きが綺麗だったり春夏秋冬の文字が入っていたり、一つ一つにドラマがあってとても好きです。
今回の問題は「秋沙」で、どちらも名前に使われる漢字ですね。
音読みを駆使しても、「しゅうさ、あきさ、あきしゃ」くらいしか思いつきません。
さらに、この漢字が何を意味するのかもまったくもって分からない、読めそうで読めないレベルの漢字、まさに難読漢字・・・。
ここは素直にヒントを見て考えていきましょう!
「秋沙」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。
ヒント② これは渡り鳥です。
ヒント③ 最初の文字は「あ」です。
「秋沙」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「あいさ」です!
「秋沙」とは、「カモ亜科の種類の渡り鳥」のことです。
見た目はまさに「カモ」で、くちばしが長く、鋸歯状の刻み目があるのが特徴です。
日本でも北海道などではその姿を見ることができ、11~12月頃に飛来する冬を象徴する鳥でもあります。
地名によっては、そのくちばしの形から「ノコギリバガモ」なんて呼ばれている「秋沙」さんでした!
最後はこの漢字!「砥石」
「砥石」と書いて、なんと読むか分かりますか?
おばあちゃん世代の時は、年末になると研ぎ師の人が回って来たりしていました。
そのうちに手先の器用な人が砥石を買って自分でやってしまったりしているうちに、専門の人はどんどんと少なくなってきた印象です。
今では、誰でもシャープナーなどで簡単にできるようになっています。
さて、「研石」と書いてなんと読むでしょうか?
「砥石」読み方のヒントは?
「砥石」とは、どの家にでもある包丁などの刃物を研ぐものです。
包丁は使っているうちに、いつの間にか切れ味が悪くなってしまいますよね。
そんな時に砥石を使って、包丁を研いでやると切れ味が戻ります。
しかし最近では包丁を通すだけで切れ味が戻る、手軽なシャープナーなどが人気なので、砥石がある家も少なくなってきました。
「砥石」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「砥石」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「といし」
です!
砥石を水に濡らして、刃先を砥石で研いだら元の切れ味に復活します。
包丁は一度買ったらあまり買い換えないので、ひとつあると便利ですよ。
読み方も、ぜひ覚えておきましょう。