今日の難解漢字は、
「痞え」
「嘉す」
「押捺」
「頗る」
「止め」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
- 1 1つ目の漢字は「痞え」です!
- 2 「痞え」の読み方のヒントはコレ!
- 3 「痞え」の読み方の正解は・・・・?
- 4 2つ目の漢字は「嘉す」です!
- 5 「嘉す」の読み方のヒントはコレ!
- 6 「嘉す」の読み方!正解は…?
- 7 「嘉す」の例文は?
- 8 まとめ
- 9 3つ目の漢字は「押捺」です!
- 10 「押捺」の読み方のヒントはコレ!
- 11 「押捺」の読み方の正解は・・・・?
- 12 4つ目の漢字は「頗る」です!
- 13 「頗る」読み方のヒント!
- 14 「頗る」の読み方、正解は…
- 15 5つ目の漢字は「止め」です!
- 16 「止め」読み方のヒントは?
- 17 「止め」読み方のもうひとつのヒントは?
- 18 「止め」の読み方、正解は・・・
- 19 まとめ
1つ目の漢字は「痞え」です!
部首が「やまいだれ」であることからも、病気関係の言葉なのかな?と想像してしましますが、そこは漢字検定1級クラスの難問です。
病気関係と言われればそうですが、近からず遠からず、といったところでしょうか。
さあ、「痞え」はいったい何と読むのでしょうか?
「痞え」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① この問題を考えるだけで胸がいっぱいです!
ヒント➁ 「〇か〇」の3文字です。
ヒント③ 病気の名前というより、その症状です。
「痞え」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「つかえ」です!
現在でもよく使われているのは、「胸の痞え」ですね。
なんだか息苦しいときや、何か都合の悪い事柄を指すときにも使いますね。
物理的に何か胸に詰まったとき以外にも、何かすっきりしないことや心に悩みや不安を抱えているときなどに使われることから、あまり良いイメージではありませんね。
いろいろな悩みや不安を抱えていて疲れたときは、このサイトを見て少しでも胸の痞えが取れると私たちも嬉しいです!
2つ目の漢字は「嘉す」です!
「嘉す」
この漢字、何と読むかわかりますか?
「か」という読み方もあり、名前に使われることもありますが、
「嘉す」と書いて「かす」とは読みません。
「嘉す」の読み方のヒントはコレ!
まずはヒントとして「嘉す」の意味を紹介します。
- ヒント1:「賞賛する」
- ヒント2:「すばらしい」「立派な」
少し難易度が高いですが、
諦めずに考えてみてくださいね。
「嘉す」の読み方!正解は…?
「嘉す」の読み方、正解は……
「よみす」です!
- 意味1:「賞賛する」
- 意味2:「すばらしい」「立派な」
もう1度意味を確認しても、
しっくりこない人が多いでしょう。
「嘉す」とは、形容詞「よい」+接尾語「み」が語源で、
「善す」とも表記されます。
つまり、端的に言ってしまえば
「よいこと」という意味なのです。
「嘉す」の例文は?
せっかくですので、「嘉す」の例文を2つご紹介します。
- 「精神は嘉すべきである」夏目漱石『作物の批評 』
- 「われわれの祈りを嘉したまう。」三好十郎『俳優への手紙』
このように、「よいとすべきだ」「賞賛する」といった意味で
使われる単語だということがおわかりいただけるでしょう。
まとめ
「嘉す」は、「よみす」と読み、
「賞賛する」「立派な」という意味を持つ漢字です。
少し難しい言葉ではありますが、
端的に言えば「よいこと」という意味でもあります。
文学や論文などに出てきたとき、
「何て読むんだっけ…?」と焦ってしまわぬよう、
これを機に覚えておきましょう。
3つ目の漢字は「押捺」です!
申請用紙など、ハンコを押す用紙には「押印」という文字がありますよね。
今回はその言葉と非常によく似たもので、「押捺」です。
押印も「押捺」も似ていて、どっちがどっち?となってしまいますが、厳密には意味が違うことをご存じでしょうか?
読み方だけでなく、意味も正しく理解して使えるようになりましょう。
「押捺」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 1文字目は「おう」です。
ヒント② 「おう〇〇」の4文字です。
ヒント③ 「捺印」と同じ意味です。
「押捺」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「おうなつ」です!
似た言葉として、「押印」「捺印」がありますが、どちらも「ハンコを押す」という共通の意味があります。
その中で、押印とは「ハンコを押す行為」を意味し、捺印とは「ハンコを押した陰影」という意味合いがあります。
実務上での話をすると、自分が名前を書いて署名した際、その署名が正しいものであるという証明に押す印鑑のことを「捺印」、単純に用紙やスタンプラリーなどのカードにハンコを押す行為が「押印」となります。
今回の「押捺」は、この「押印」と「捺印」の2つの意味を合わせもつ、便利な言葉なんですね!
4つ目の漢字は「頗る」です!
「頗る」
なかなか見かけないこの漢字。
言葉自体は聞いたことがあるはずなのですが…
あなたは正しく読めますか?
「頗る」読み方のヒント!
「頗」は、他の熟語ではあまり使われない漢字。
一番使われているのが「頗る」という訓読みの使い方です。
「頗る元気」「頗る迷惑」
などは、会話の中でも頻繁に使われています。
さて、読めるでしょうか?
「頗る」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「すこぶる」
です!
「頗る」は、
「程度がはなはだしいさま。非常に。たいそう。」
という意味を持ちます。
わかりやすく言うと「とても」や「すごく」
英語の「very」とも同じ意味の言葉です。
ビジネス上の会話では
少し固めの言葉である「頗る」を使った方が、
場面に合う感じがしますよね。
発展させた言葉として
「頗る付き」という言葉もあります。
読み方はそのまま「すこぶるつき」と読みます。
「頗るという言葉を付けて言うほどずば抜けていること」
という意味。
「頗る付きの名品」など、最上級の褒め言葉として使われます。
漢字は見慣れないけれど、聞いたことがある!
という方も多かったのではないでしょうか。
頗る使いやすい言葉だと思うので、
読めなかった方も、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
5つ目の漢字は「止め」です!
「止め」と書いて、なんと読むか分かりますか?
(とめ)(やめ)も正解ですが漢字クイズなので勿論、それ以外の読み方です!
漫画なんかによく出てくる言葉ですが、漢字で書いているよりもひらがなで書いている方が多いので、いまいちピンとこないかも。
自分では使う事が無いかもしれませんが、結構使われている言葉ですよ!
さて、「止め」と書いてなんと読むでしょうか?
「止め」読み方のヒントは?
「止め」の意味は、とめること、禁止すること、物事の終わりや結末の事を指します。
ドメスティックな漫画などだと、散々暴力を振るった後に「止めを刺す」などと使われていますね。
最後という意味合いです。
普通の生活でも一日付いてない事が続いた時に、誰かに止めをさされたら爆発してしまうかも。
「止め」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇め」です!
さあ、もうわかりましたか?
「止め」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「とどめ」
です!
耳では聞いたことがあるのではないでしょうか?
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!