今日の難解漢字は、
「巻繊汁」
「門球」
「続柄」
「佐ける」
「宿酔」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「巻繊汁」です!
漢字クイズのお時間です。
今回ご紹介するのは「巻繊汁」という漢字。
なんだか難しいように見えますが、きっと読みを聞くとしっくりくるはずです。
この漢字、あなたは読むことができますか?
「巻繊汁」の読み方のヒントは?
「汁」という漢字が表すとおり、これは汁物料理のひとつです。
豆腐や大根、にんじんなどの具材を煮込んで作られます。
醤油ベースなので豚汁よりあっさりとした味わいが特徴です。
給食で食べたという方も多いはず。
分かりましたでしょうか?
正解は…
正解は…
けんちんじる
でした!
中国から江戸時代に伝わった「巻繊(けんちん)」という料理がルーツになっているそうです。
それゆえ、意味より読みが優先されているような漢字のつくりなんですね。
漢字は少し読みづらいですが、これが「けんちんじる」だと思うと案外しっくりきませんか?
今日の夕飯に迷ったとき、ヘルシーなものを食べたくなった時。
ぜひ巻繊汁の存在とともにこの漢字を思い出してみてくださいね。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!
2つ目の漢字は「門球」です!
パッと見ただけでも、これは想像がつかない!
だって、「門」と「球」ですよ!?
宮殿などにある何かのオブジェなのか、宇宙の星々の名前なのか、はたまた何かのスポーツ競技の名前なのか・・・。
普段見ない漢字なので、これを機に覚えてしまいましょう!
「門球」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① これはスポーツ競技の名前です。
ヒント➁ ゴルフに似ています。
ヒント③ 日曜日の早朝、おじいちゃんおばあちゃんがやっていますね。
「門球」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ゲートボール」です!
確かに「門はゲート」、「球はボール」なので、そのまま「ゲートボール」でしたね。
みなさんは、「ゲートボール」と聞いてどんなものをイメージするでしょうか。
大半の人が、「日曜の早朝におじいちゃん達がやっているアレ」と答えるでしょう。
実は、ゲートボールとは年齢を問わず、誰もが楽しめて頭を使う「チーム競技」なんです!
ルールも、単純にボールを門のようなゲートを通過したら勝ち、というものではなく、チーム全員で相手のボールを阻止したり、相手のボールに自分のボールを当てる「タッチ」などの技術を組み合わせて戦います。
知力・体力・技術を使う点で、なんだか「カーリング」に近いイメージですね!
3つ目の漢字は「続柄」です!
「続柄」の正しい読み方をご存知でしょうか?
「ぞくがら」と読んでいる方が多いのですが、実は「ぞくがら」と読むのは慣用読みといって、多くの方がそう読むため、認められるようになった読み方です。
それでは「続柄」の本来の読み方は?
「続柄」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字になります
- 意味は、婚姻関係や血縁関係などの親族を表します
- 「続」を訓読みにすると?
以上の3つのヒントで考えてみてください。
「続柄」の読み方!正解は!?
正解は「つづきがら」です!
なんと「続柄」という熟語は、約90%の人が「ぞくがら」と読んでいるそうです!
ヒントに「訓読み」と書きましたが「つづき」と読むには通常は「続き」のように、送り仮名が必要ですよね。
ほとんどの人が「ぞくがら」と読むのも無理はないかと…
そこで「ぞくがら」という読み方も慣用句として認められているのでしょう。
にもかかわらず「続柄(つづきがら)」と正しく読めた方は、素晴らしいです!
4つ目の漢字は「佐ける」です!
難読漢字クイズです。
今回は「佐ける」の読み方!
佐々木さん、佐藤さん、佐野さんなど、名字によく使われる漢字です。
「佐ける」の読み方のヒントは?
困った人に手を貸すことや、相手の負担を軽くすることです。
ある働きが、より好ましい状態になるよう促進させるという意味もあります。
これらのヒントが、どうかあなたの「佐け」になりますように!
正解は…
正解は…
「たすける」
でした!
「佐ける(たすける)」は訓読みです。他に「すけ」とも読みます。
「すけ」と読む場合は、名前に使われることが多いようです。
例:戦国武将の馬関田 右衛門佐(まんがた うえもんのすけ)・元プロ野球選手の所 憲佐(ところ けんすけ)
音読みの「佐(サ)」は、名字によく使われますね。他には地名や階級、役職にも使われます。
例:佐渡金山(新潟県)・土佐国(現在の高知県)・佐倉市(千葉県)
例:少佐・中佐・大佐・補佐
「佐」を分解してみると…
「佐」は人間の動作を表す「ニンベン」と「左」の組み合わせです。
「左」の「ナ」みたいな部分は人の左手を表しており、「工」は工具の工です。この工具は祈りの道具を意味するのだそう。
人のそばで神に祈る「佐」という漢字、分解してみると奥が深いです!
5つ目の漢字は「宿酔」です!
「宿酔」は(しゅくすい)とも読みますが、
もっと「宿酔」の状態が分かる読み方があります。
20歳を過ぎた大人なら、経験したことのある人もいるのではないでしょうか。
さあ、一体何と読むか分かりますか?
「宿酔」の読み方のヒントは?
お酒を飲み過ぎるとこの状態になってしまう人もいます。
頭痛や吐き気、体のほてり、のどの渇きなどの症状が出たあと、
次の日まで残ります。
ひどすぎると人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
もう、分かりましたか?
「宿酔」の読み方、正解は……
正解は……
「ふつかよい」
です!
「宿酔」(ふつかよい)はアルコールを代謝する過程で出る「アセトアルデヒド」という有害物質が血液中に残留していることが原因で引き起こされる症状です。
「宿酔」(ふつかよい)を予防するためには、
お酒を飲む前にウコンやタウリンなどの肝機能を高める栄養ドリンク剤などを飲んでおき、
適度に水分補給をしてください。肝臓の代謝を助けます。
自分にとって適切な量を知り、お酒の量を加減するとよいでしょう。
適度にお酒をたしなむ、素敵な大人でありたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!