今回のお題は「明く」「蝶鮫」「努々」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「明く」
「明く」と書いて、(あかるく)ではありません。
色々な読み方があるため、「明く」だけの言葉で見れば
ちょっとわかりにくいかも知れません。
さあ、なんと読むか分かりますか?
「明く」読み方のヒントは?
色々な読み方があるため、先に答えとは違うものを書いておきます。
・ひらくでもありません。
・みょうくでもありません。
・あかるくでもありません。
・あかくでもありません。
それ以外です!
さて、わかりましたでしょうか?
「明く」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇く」です。
そのまま読み仮名を入れれば完成です!
さあ、もうわかりましたか?
「明く」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「あく」
です!
正解を知ってしまえば、「あ~!」と納得する人も多いでしょう。
単純明快な答えなのですが、
つい難しく考えてしまいがちです。
「明く」は夜が明けるの(あける)など、年月など時が経つことに対して使います。
明くる年(あくるとし)などもそうですね。
喪が明ける、などもこの漢字を使います。
未来への希望は明るくという意味で、この漢字になったのかも知れません。
2問目はこの漢字!「蝶鮫」
今回ご紹介するのは「蝶鮫」という漢字。
難読というほど難しい表記ではありませんが、あまり見慣れない字面ではあります。
とっさに出されると読めないかもしれませんね。
さてこの漢字、読むことができますか?
「蝶鮫」の読み方のヒントは?
正直、そのまま読めばおそらく正解です…。
といってしまうと元も子もないので、この「生き物」にまつわるヒントを出します。
約3億年前からほとんど姿を変えずにきた古代魚の一種で、体長は1m前後と非常に大型です。
その卵はかの有名な珍味、キャビアです。
もう分かってしまったでしょうか?
それでは、正解発表です!
正解は…
正解は…
チョウザメ
でした!
読み方は割とそのままなので正答率は高かったのではないでしょうか。
ちなみに、「鮫」という漢字がつくにも関わらずチョウザメはサメの仲間ではないんです。
身体がサメに似ており、また鱗の形が蝶のように見えることからその名前がついたのだとか。
なんとも興味深いですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
最後はこの漢字!「努々」
「努々」
この言葉は、普段の日常会話ではあまり使わない言葉かもしれません。
しかし、マンガやアニメ、小説では頻出する漢字の1つです。
「努力」の「努」なので「どど」と読みたくなってしまいますが、違いますよ!
「努々」読み方のヒントは?
「努々」は通常、禁止を表す言葉や打消の言葉を伴い、「決して」「少しも」「まったく」などの意味で用いられます。
「努々忘れるな」
や
「彼がそのような人だとは、努々思いもしなかった」
と使うんですよね!
アニメでは、師範キャラや兄貴分のキャラが、主人公を指導する際などに頻出する表現です。
もうおわかりですね?
「努々」の読み方、正解は……
「努々」の正解は……
「ゆめゆめ」です!
「ゆめゆめ忘れるな」は「決して忘れてはいけない」という意味で使われています。
また、禁止語や打消語を用いない場合は、「つとめて」「心して」という意味があります。
ひらがなで「ゆめゆめ」と書くと、なんだか可愛い雰囲気がありますね。
今後小説やマンガで出てきたときはゆめゆめ間違えないよう、しっかり覚えておいてくださいね!