今回は「脚気」「定石」「頭陀袋」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「脚気」
「脚気」の読み方をご存じでしょうか?
もちろん「あしき」と読むのは間違いですよ。
おそらく耳にしたことのある言葉だと思うのですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「脚気」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- ビタミンB1が不足すると…
- 病院で膝下をコンと叩いてチェックされることも
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「脚気」の読み方!正解は!?
正解は「かっけ」です。
脚気はビタミンB1の不足が原因の病気で、倦怠感や足のむくみ、動機といった症状があります。
また、アルコールを摂取すると大量のビタミンB1が失われるため、アルコール依存症の人にも多い病気です。
ヒントで紹介した検査方法は、ひざの下をゴムのついた器具でポンと叩いたときに、足が自然に跳ね上がるかどうかチェックする方法。
軽く跳ね上がるようなら正常ですが、跳ね上がらない場合は脚気の疑いがあるとされています。
ビタミンBは豚肉や玄米、枝豆などに豊富に含まれていますよ。
アルコールは適度にとどめて、バランスの良い食事を心がけましょう。
2問目はこの漢字!「定石」
「定石」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま素直に「ていせき」と読んでしまうと、ちょっと恥ずかしいかも知れません。
それでは何と読むのか…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「定石」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 昔から決まっている最善の方法のこと
- 「定石通りに事を運べばうまくいくよ」などと使います
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「定石」の読み方!正解は!?
正解は「じょうせき」です!
意味はヒントでも紹介した通り「昔から決まっている最善の方法や定番のやり方」。
ビジネスなどでよく使われますが、そもそもは囲碁用語から生まれた言葉です。
囲碁の世界では「双方に最善の打ち方」という意味で、昔から培われてきた手法ということ。
双方が定石に従って打ち進めば、互角になるというわけですね。
定石という言葉は囲碁から始まって、オセロや将棋などでも使われるようになり、その後一般的にも用いられるようになりました。
最後はこの漢字!「頭陀袋」
「頭陀袋」の読み方をご存じでしょうか?
「とうじゃぶくろ」と読むのはもちろん間違いです。
それでは何と読むのか…
あなたには正しい読み方がわかりますか?
「頭陀袋」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 色々なものを放り込める大きな袋
- そもそもは僧侶の持つ袋のことです
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「頭陀袋」の読み方!正解は!?
正解は「ずだぶくろ」です!
ヒントで紹介したように、「頭陀袋(ずだぶくろ)」とはそもそもは修行僧が首にかけて持つ袋のことで、中には経文や食器などを入れています。
「頭陀」とは梵語で修行を意味する言葉なので、修行に使う袋の事を「頭陀袋(ずだぶくろ)」と呼んだのですね。
また、葬儀の際に死者の首から提げる袋も「ずだぶくろ」と呼ばれるようになりました。
それが転じて、現代ではいろいろなものが入る大きな袋を「ずだぶくろ」または「ずたぶくろ」と呼んだりします。