漢字読み講座

「乳母日傘」って何て読む?「うばひがさ」ではありません!

「乳母日傘

これ、何と読むかわかりますか?

 

普通に読むと間違いがちな、この漢字。

 

さあ、あなたは何と読みましたか?

 

「乳母日傘」読み方のヒント!

 

「乳母日傘」を、「うばひがさ」と読んでしまった方が多いのではないでしょうか。

これは不正解なんです!

 

確かに「乳母」は「うば」と読みますし、

「日傘」はもちろん「日傘」です。

これが組み合わさると「乳母」のほうの読み方が変化するんです……!

 

さて、あなたは何と読みましたか?

 

「乳母日傘」の読み方、正解は…

 

 

 

 

 

気になる正解は…

 

 

 

 

「おんばひがさ

です!

 

「乳母日傘」は、

「幼い子どもが必要以上に過保護に育てられること」という意味の言葉です!

 

「乳母」は、母親がわりに乳児を育てる人のこと。

「日傘」は日よけの傘のことです。

小さな子どもに乳母をつけ、出かける時には日傘を欠かさない。

そんな様子から、小さな頃からちやほやと育ち、過保護な様子を表しているんですね。

 

なぜ「乳母」が「おんば」と読むのかというと、

元は「御乳母(おうば)」と言われていたため、

その時の名残の音が転じて「おんば」になったのだとか。

 

間違いやすい読み方も、一度覚えればとっても単純。

これを機にスマートに読めるようになりましょう!

出典:コトバンク