今日の難読漢字は
「糯」
「旗幟鮮明」
「扨」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「糯」!
「糯」は、漢字検定1級相当の漢字です。
そのため読めない方が多いのではないでしょうか。
ヒントとしては4文字。
さらに、漢字の中に含まれる、とあるものにまつわる読み方をします。
さて、あなたは何と読みましたか?
「糯」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「もちごめ」
です!
「糯」は、
「粘り気が多い、ついて餅にする穀物」という意味の言葉です!
そう、おもちやおこわの原料となっているお米のことなんです!
米編を使っているため、お米関係の言葉だとわかった方はいたのでは?
「餅米」と書くことが多いので、「糯」には馴染みが少ないですよね。
「糯米」と書いて「もちごめ」と読む場合もあります。
ちなみに「糯」は、米以外の穀物を指す場合もあります。
おもちは、トウモロコシやアワなどを炊いてついたものもあります。
それらも総称して「糯」と言うそうですよ。
日本人にとってはおなじみのものでも、漢字はわからない…
という方が多かったのではないでしょうか。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「旗幟鮮明」!
「旗幟鮮明」は、よく「きしょくせんめい」と読まれます。
こちらは間違い!ただし、かなり惜しい読み方です。
「き幟せんめい」までは合ってのですが、
「幟」が難しいんです…
ヒントは1文字!
さて、あなたは何と読みましたか?
「旗幟鮮明」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「きしせんめい」
です!
「旗幟鮮明」は、
「旗の色があざやかなこと」を表した言葉です!
この意味が転じて「立場や主張が明確であること」として使われることが多いですよ。
例文としては、
「あの政治家は旗幟鮮明で人気を博した」
「最初から旗幟鮮明に反対派だった」
などで使います。
「旗幟鮮明」は、あまりに「きしょくせんめい」と読み間違われるため、
NHKでは「旗し鮮明」と表記することで統一されています。
また、同じような意味の別の言葉で言い換えるなどの対応もされているそうですよ。
間違いやすい漢字こそ、正しく使えるとかっこいいもの。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「扨」!
「扨」は、漢字検定1級相当の漢字。
つまり、普段はなかなか使われない漢字です。
ですが会話で使う頻度は高く、あなたもきっと使っているはず。
「まさかその言葉に漢字があったの!?」と思ってしまうような言葉です。
ヒントは2文字。会話だと文頭につけられることが多いですよ。
さて、あなたは何と読みましたか?
「扨」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「さて」
です!
「扨」は、
「「ところで」のように、会話を改める時に使う言葉」です!
「扨、そろそろ出発しよう!」
「そんな冗談は扨おき」
など、使う場面はかなり多いですよね。
「扨、どうしようか。」など自問の言葉としても使われます。
ちなみに「扨」のほかにも「さて」と読む漢字があります。
「扠」や「偖」がそうですが、いずれも見慣れない漢字ですね。
書いても読めないことがほとんど。普段の文章では使わない方が無難です。
ですが古文などでは見かける漢字なので、教養として知っておくといいですよ。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!